会社にバレずに副業ブログで月1,000万PV、会社辞めて独立起業した人のやったこと

会社にバレずに副業ブログで月1,000万PV、会社辞めて独立起業した人のやったこと

こちら記事、でも書いたが、先日、副業でブログを始めてそれをもとに独立した人の話を聞いた。その人の注目すべき点はPV数だ。副業でサイト作成をやりながら月間180万PV、500万PVと伸ばし、月1,000万PVも超えたそうだ。具体的にどんなブログかは教えてくれなかったが、当然、今もPVはたくさんある。1,000万PVをずっとキープしているかは分からないが、数百万PVはキープしているのは確実なようだ。

彼は一個人ブロガーみたいなものだが、Googleが担当者をつけているそうだ(どういう経緯でそうなったかは不明だが)。たくさんGoogleの広告(AdWords)を出している人に担当者がつくのは知っているが、個人ブロガーに担当者がつくとは知らなかった。

PVを集めるということは、つまり集客するということ。起業したらオンラインでもオフラインでもなんでもいいので、とりかくお客さんを集めなくては利益が出ないわけだから、ブロガーとしてどうこうは関係なく、こうした話は役に立つ。

会社員をやりながらブログを始め、軌道に乗せて独立

具体的なブログは分からないが、サブカルチャーネタの内容を書いているそうだ。対象は40代の女性。

手始めに取り組んだのはトレンドを追うブログ

トレンドアフィリエイトなんて呼ばれる方法をやったそうだ。Googleのアドセンス広告を貼るやり方なので、アフィリエイトというのは適切な名前ではなさそうだけれども。

ちなみにこちらでも書いたとおり、Googleのアドセンス広告の場合、一概にまとめられないことはあるものの、PVの40%くらいが広告費として収入となるのがひとつの目安として言われている。自分の管理するブログを見ても、確かにそのくらいだ。

サラリーマンがネットで副業をするならこの5つ
5つの方法のうちの1つがグーグルアドセンス。どの広告を位置に貼るとどれくらいクリック(タップ)されるかの情報も。

なぜ、副業ブログで月間100万PVどころか1000万PVという結果が出たのか?

基本的に検索からのアクセスがほとんどだそうだ。そうなったときのポイントは検索した人が何を求めているか?ということ。これにつきる。その上で求められるていることを書く。

そのためにやるのは、次の3つ。

ペルソナをつくる

マーティングで出てくるのが、ペルソナという概念。要はお客さん(ブログの場合は読者)をどんな人かを詳細に想定するということ。いろんなやり方があるとは思うが、具体的には年齢、性別、趣味、職業、家族構成、住んでいるところ、悩み、臨んでいることなどなど。その人がどんな人かということ。

すでにお客さんがいる、具体的な読者が分かる場合は、その人を想定するの手だ。誰のために書くのか?ということを明確にすることがポイント。

ライバルを見て内容を決め、120%の記事を書く

上位表示されているサイトが何を書いているのか?ということがとても大切。なぜなら、上位表示されてるということはGoogleが有益なサイト、つまりは読み手に役立つサイトだと考えているから。

120%の記事というのは、ライバルサイトが書いている情報は最低限必要な情報として載せるようにして、それ以外の他にない情報も載せて読み手の課題解決を狙って20%分を上乗せするようにしたとのこと。

急にアクセスが伸びた理由

ポイントはTVの内容だそうだ。ためしてガッテンみたいなお役立ち情報を検証する番組が放送される前に仕込んでおく。番組表は見られるので、それである程度は仕込みはできる。

トレンドといっても、急に来てそのまま急にアクセスがなくなるものも当然ある。ただ、中には急に伸びて、その後もずっと残るキーワードもあるそうだ。

このサイトでいうと、近いのは人工知能関連の記事かなと思える。テレビではないし、そんなにすごいアクセス数ではないが、急にはてブで伸びたことがあり、その後もアクセスが来ている。

会社員やりながら時間のない中、どう時間管理したのか?

1日に3記事も4記事も更新していた月もあったそうだから、時間のない中どうやったのか?ということが気になる人もいるだろう。

通勤時間と朝の時間をこうして活用

通勤時間と始業前の時間を執筆に当てていたそうだ。通勤の移動時間に記事が書けるように必ずと言っていいほど座れる始発の電車に乗って職場の最寄り駅まで移動。ついたらカフェで始業前までの時間を執筆に使う。

そして、定時に帰るようにして夜はインプットをして次の日の朝に記事が書けるようにしていたとのこと。

平日は執筆、休日は振り返り

書きっぱなしで終わりにするのではなく、必ず振り返りもしていたそうだ。平日は書くことに集中して、週末になったら書いた記事が良かったかどうかチェックして、良ければなぜ世かったか、ダメならどう改善するかを考えて次に活かしていたそうだ。

振り返りのために仮説と指標を持つ

そのためにも、大切なのは仮説を立てること。闇雲に書いても次にどうしようかとい案はなかなか思い浮かばない、なぜ、その記事を書いたのか?どんなことをポイントとして書いたのか?ということを考えた上で書いたということ(これは当然、商品やサービスを販売するときにはまったく同じことが言える)。

そして、何をもって良かったと考えるのか?の指標を持つことも必要だ。そうでなければ、評価しようがない。では、何を指標としていたのか?それは検索順位。

最初のうちは、狙ったキーワードで書いてみて検索順位がどうか?しか見ていなかったそうだ。今では、滞在時間なども見るようだが、基本は検索順位。

モチベーションに依存せず継続するマインドセット

人間である以上モチベーションが上下するものは普通なこと。堀江貴文さんは常にやりたいことをやっているので、モチベーションという概念がないようなことは話していたように思うが、皆がそうとは限らない。

ではどうするか?下手にモチベーションが上がったときにやってしまうと、それがないとやらないなんてことになりかねないので、あえてモチベーションが低いときに記事を書くようにしたそうだ。なかなか最初は難しいだろうけど、それを習慣化したとのこと。

その他、役立つ諸情報

その他、ブログを立ち上げてPVを狙うに当たってのポイントとして色濃い内容はこちらで。

Googleハネムーンを狙って上位表示に組み込ませる

Googleハネムーンとは、新しくサイトを立ち上げたときに、一時的に検索順位が優遇される現象。これで良い記事だと判断されれば、本当に良い記事だとみなされて、その後のアクセスが期待できる。

そのためには、あくまで経験知としてではあるが、3語の複合キーワードで主に行なわれているだろうと考え、狙ったいたそうだ。

最適な記事の文字数を調べる方法とは?

記事を書くにあたってどのくらいの分量を書いたらいいのか?ポイントは検索してきた人が満足して検索を終わらせれるかどうか?つまりは、良い情報が書かれているか?なので、当然ながら一概にこの文字数がいいというのはない。

しかしながら、ある程度最適な文字数を知る方法がある。それがライバルサイトを見るということ。狙ったキーワードで検索してみて上位10サイトがどのくらいの量かを調べれば、だいたいの目安が分かるというわけだ。

収入が入って稼げるのはいいとして、それをやりたい?

ということで、ブログという手段を使ってPVを集めて収益を上げる方法に関して結果を出している方が教えてくれた内容をまとめてみた。同じようにやってもいいだろうし、他に応用するのもいいだろう。

ところで、他にも稼ぐ方法なんてたくさんある。中には公序良俗に反するものを平気で紹介したり、やっている人もいるが、そうした論外なのを考えないとしてもたくさんある。

ただ、問題はそれをやりたいんだろうか?ということかなと思える。やりたくないことから逃れるためにアフィリエイトでもその他でも副業を始める人は多いけれども、仮に結果が出たとして、その後、どうするんだろうか?あるいは、やりたくないことから逃れるためにやりたくないことをやって続くんだろうか?

挫折の原因

もちろん、とりあえずやってみて前に進んでいたらやりたいことが見つかることもあるし、やり始めたことが面白くなるケースもある。何もしないでただ不平不満を言っているだけより断然いいので、どんどんやったらいいとは思う。それに、結果が出ればなんだって面白いものだ。

しかし、たいていの人が途中で挫折してしまうのも事実かなと思える。その原因は、結果が出るまでの間の時間が耐えられないことがほとんどかなと思える。

やっていれば結果は出ると思うのだけれど、いつ出るか分からないし、100%結果が出るわけではないので、失敗して時間が無駄になるかもしれない、なんて言って辞めていく。そして、また新しい情報を手に入れ始めたり、他のに手を出して……ということを繰り返す人は後を絶たない。

挫折を防ぐ方法

それを防ぐためには、目的をしっかりと持つといいのでは?と思っている。私の体験から言うと、最初は特に関心のあった分野で起業したわけではない。でも、目的は小さくていいのでビジネスを立ち上げる経験とスキルを得ること、ということで明確にしていた。ゼロからビジネスを立ち上げて、お客さんに商品を提供して利益を出す、この一連の流れをひととおりやって経験を積めば、他にも応用できると思ったからだ。

当時は、好きなことをビジネスにしたいと思いつつも、何が好きか分からなかった。でも、稼ぐ力を身につけておけば、いずれ分かったときに必ず役に立つと思ってビジネスを始めた。結果、ある程度の成果を上げることができて今に至っている。いろんな新規事業に携わってきたし、売上を上げる方法も分かるし、実際にある程度は上げられている。

とはいっても、1回のプロモーション(3、4ヶ月)で数千万円から1億円程度。年商で数千万円から3億円くらいまでのところと一緒にやっているくらいなので、そのくらいの規模感での話であり、個人や零細企業のスモールビジネスの範囲でしかないが。

会社員をやっていた頃は、会社に行きたくない……なんて日はよくあったが、今はゼロ(そもそも勤務地は決まっていなけれども)。一緒にビジネスをする仲間とともに大変なこともあるけれど、楽しくやらせてもらっている。

このサイトも好きで勝手にやっている。おかげで月16万PVくらいにはなったので、PVを伸ばす方法もそのレベルなら分かる。

まとめ

ということで、会社員をやりながら副業を始めてブロガーとして独立した方がどうやってきたか?ということのエッセンスをまとめみた。特別なことはあまりやっていなくて、どうやったら読み手の課題を解決できるか?をひたすら考えてきた結果だということが分かる。

もちろん、トレンドに乗る、どんなキーワードを狙うか?といったノウハウも必要かとは思うが、根底にある人の役に立つという精神ありきの話だなということがよく分かる。

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