ホリエモンのパネルディスカッションで分かる起業の手軽さ

ホリエモンのパネルディスカッションで分かる起業の手軽さ

前に友人のオフィスに用があって横浜に行った。ちなみにその友人はカメラが好きで、その延長で趣味をビジネスにして副業で取り組んだのが創業時の話。

そこから4人の子育てをしながら、副業で年商1億円までもっていった。粗利の高いビジネスなので、広告費はあるものの利益率もなかなか。

で、横浜の駅の近くを歩いていると、おでんの屋台を発見した。川沿いに小屋がいくつもあって、そこでおでんをお客さんにふるまっていた。

横浜にもこんなのがあるんだなと思いながら、少し前に見た堀江貴文さんの話を思い出した。

堀江貴文さんが話した起業について

堀江さんが起業を目指す学生に向けたイベントでこう話していた。

先日、地元の高校での講演でもその質問が出たんですが、『○○で社長になるためにはどうしたらいいんですか』ってよく聞かれるんですよ。
その子は 農業での起業がやりたいといっていたので、今からすぐに部活の練習がてら後輩使って畑耕して、野菜売れって言いました。

「起業」ということを学生は難しく考えがちだと堀江氏は続ける。

何でも商売になるんですよ。
会社ってものをきっちり考えて起業する、っていう時代は20世紀で終わったんです。
今日の帰りに堀潤さんからサインもらって 売っても立派な商売なんですよ、倫理や法的な問題を抜きにすれば(笑)。
起業したいといいながら起業しない人は、結局言いわけしているんです。
とりあえずまっすぐやってみてください。

引用:エンジニアtype(http://engineer.typemag.jp/article/ksc2014)

この手の堀江さんの話は、NewsPicksのホリエモンの『HORIE ONE』(NewsPicksプレミアムのプロモーション)で良質なのが視聴できるので、気になる人はどうぞ。

堀江さんのいうように何でも商売になる

起業といってもさまざまなので、当然、何をしたいかによるのだが、基本はビジネスを自分で生み出せば起業だと思う。そう考えると、こんなことも起業になるんだ、ということがいくつも発見できるだろう。

路上の雑誌販売 

例えば、電車の網棚に置きっぱなしの雑誌や、ゴミ箱に捨てられた雑誌を拾い集めて路上で売る。

微妙なところがあるかもしれないが、これも商売。考え方によっては、拾う手間を代わりにやってあげて、価格も少し安く提供しているわけで価値を提供していると言える。(買ったことがないので、値段は知らないが、さすがに安くしているだろうと思う。)

路上ライブて稼ぐ

これも、やっていいかグレーな面があるとは思うが、投げ銭や自分の曲を録音したCDを販売して収益を得ている人がいる。

人に音楽を提供して気に入った人からお金をもらうという商売。投げ銭だけでなく、CDを売ったり、ライブにつなげたり、演奏の仕事につなげたりしている。

駐車場

夏に湘南の海に行き、駐車場に車を止めようとしていると、地元の人が声をかけてくることがある(だいぶ前の話だが)。

駐車場がいっぱいになってしまって停められないことがあるので、地元の人が家の空きスペースを提供するのだ。

東京に出て1年目か2年目に同期入社した友人と湘南の海に行ったときに遭遇した。駐車場がいっぱいということもあって、声をかけてきた中年の女性の家に車を停めさせてもらったのだ。ちょっとした不安はあったが、”当たり”だった。

帰りに水道を貸してくれて足を洗わせてもらえ、スイカも出してくれた。さらに、帰りがけにキンキンに冷えたペットボトルの飲み物までもらえた。旦那さんが建設業の方らしく、若い人の世話をいつもしているようで、とても親切で気前のいい人だった。

ちなみに、熱海でも似たようなことはあったが、なんだか嘘くさくて怪しい感じだったので、無視したら案の定インチキだった。。。

起業に勝手にハードルを設けない

小さなことから始めると大きな収益にはならないが、何もしないければ何も変わらない。

それに小さくやればリスクも抑えられるので、まずは小さなことから始めてみるのはお勧めだ。

私も最初は、ヤフーオークションで不要なものを売ったり、ブログに広告を貼って収入を得た(このときはメルカリはなかたし、SNSも普及前)。

当時、収入を得るといったらアルバイトかや会社員としてもらっていた給料しか選択肢がなかった。給与収入しかもらったことがなかった当時の自分にとっては、少額ながらもお金を稼いだ体験は大きかった。

インターネットで何かやって本当に収入になるんだろうか? という疑問が解け、ほんの少しではあるが自信がついた。

失敗しない準備するより小さく試しにやってみる

どうせやるなら成功させたい……。誰もがそう思うだろうけど、失敗しないために準備ばかりしていても前には進まない。

すべてをそろえて「ちゃんと」ビジネスをやろうと思っていたら延々と終わらないだろう。しかも、スピードが速いのが今の時代。気がついたら他の人が先にやってしまうかもしれない。

初めからいきなり完全なもの作ることは非現実的であり、無駄だと諦めたほうがいい。やりながら考え、不足分を整備したり、不具合を直していくことが結果を出すには最短の道。

たいていの場合、準備は言い訳

堀江さんの言うように、ビジネスやりたいと思っているのに、やっていない人は何かしら言い訳をしていないだろうか?

アレがないとダメ、コレがないとダメ、今はタイミングじゃない……などなど。

ビジネスをやりたいのなら、やれない理由を探すのではなくて、どうしたらできるのか?ということを考えてみてはいかがだろうか? 少し時間をとって考えてみる価値は十分あるのでは?

堀江さんの話は起業したい人にはうってつけ。
YouTubeなどでも見られるものの、中途半端なこともある。なので、しっかり見るならNewsPicksのホリエモンの『HORIE ONE』(NewsPicksプレミアムのプロモーション)がお勧め。

堀江さんがどんな視点でビジネスを考えているのか、どんなニュースに反応しているのか、どう時流を読んでいるのか、自分のやりたいことをどう実現しているか、などためになる話が多い。
NewsPicks ホリエモンの「HORIE ONE」

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