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Webメディア運営、スモールビジネスのコンサルティング、マーケティングを行なっている株式会社アイデアプレイスが作成しているメディアサイトになります。

『IDEASITY』の執筆者プロフィール

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 ナミビアのナミブ砂漠にて

斎藤一真
Twitter:@ksaito54
Medium:@ksaito54
株式会社アイデアプレイス 代表取締役。
1979年生まれ。茨城県出身。東京都在住。

やりたいことを求めてではなく、周りに合わせて就職活動

茨城県で生まれ育って地元の県立高校から地元の大学の工学部へと進学。工学部だったこともあり、大学院に進む人も半分くらいはいたが、早く経済的な自立をしたかったので学部卒で就職することを選択。

就職活動は、親が言うから、周りが言うから、周りがやっているから、大学卒業を控えたらやるのが当たり前だから、という理由で始めた。それまでも、親が言うから、周りがそうだからという理由で高校に行き、大学にも入っていたので、その延長で受動的にやっていただけ。

高校までの数学の問題を解くのが面白かったので、理系に進むことは決めていたが、その中でも工学部にしたのは、将来的にパソコンを使えるようになったほうが良さそうだと思っていたから。

就職活動もなかなかの適当度合いだった。というのも、自らの意思でこうしたいというのがあってやっていたのではなく、そういうものだからやっていたからだ。やりたいことがあってこの会社みたいな人がいて、そんなにやりたいことがあるなんていいなぁと思っていた。

なので、志望動機なんて取り繕った浅いものだったし、選んだ会社も適当といっても差し支えないくらいの勢いだった。判断基準は、次の3つ。

  1. 大企業に入ればなんとなく一目置かれそうだし、すごさそうな人もいそうなので大企業
  2. 東京に行きたかったので、東京の会社
  3. 将来的にパソコンを使えた方がいいので、コンピュータに関連する業種

このくらいの動機で、いろいろと企業案内を見て、なんとなく良さそうだからここ、という感じだった。ただ、主体的ではないけれども、言われたことは真面目にはやるので、そうした側面での価値はあったように思える(もはや、そういう人はあまり価値は高くなさそうな時代だが)。

それでも、ありがたいことに取ってくれるところがあってOA機器の大手メーカーに就職した。大企業だったので、勤務地がどこになるか分からなかったのだが、無事、東京勤務になったときは胸をなで下ろした(勝手に東京になると思い込んでいて、そこまで考えてなかったという間抜けでもあった……)。今思うと、思い込みが強いと実現するとも言えるかもしれない。

OA機器なのでコピー機やプリンタ、FAXなどが主な商品。その中でも、プリンタはPCにつなげるからコンピュータに近そうだという理由でプリンタの部署を希望し、印刷制御や操作パネルの制御をするソフトウェアの開発、設計業務に携わることになった。

入社2ヶ月目でまさかの出来事

入社1年目で両親ともに大きなできごとが起こり、就職を選んだ自分は正しかったと思えた。

というのも、入社2月たったくらいで、父親の勤めていた会社が経営破綻したから。父親が勤めていたのは規模はそこまで大きくなかったものの、東証一部の上場企業だった。父親は18歳からその会社に勤め始め、工場でずっと働いていた(いわゆるブルーカラー)。父親は定年まであと3年というところまで勤めたが、会社は破綻。早期退職をしなかった父親の退職金はほとんど消えてしまった。

また、同じく就職して1年目の3月、もうすぐ2年目になろうとしていたときに、母親がくも膜下出血で倒れて緊急手術。2回手術を行ない、一命は取り留めることはできた。医療保険に入っていたし、高額医療費制度のおかげでそこまでの大きな負担にはならかったものの、母親は働いていた会社を辞めざるを得なくなった。就職を選んでいなかったら経済的にどうなっていたことか……。

目標のない会社員時代

会社員時代は、自分でビジネスをつくれるようになりたいという思があった。そう思うようになったのは、大学4年の夏に一冊の本に出合ったから。その本によって会社員以外の道があることが分かった。

なので、定年まで勤め上げる気はまったくなかったし、会社の仕事でやりたいことなんて特になかったので、定期的に行なわれる上司との面談で「やりたいことは?」と聞かれてもピンと来なかった。

上司との面談では体裁を整えるために取り繕った目標を立ててこなしていた。あるとき、先輩社員がこぼした「入社したときは皆、やりたいことをやろうって気があるんだけど、だんだんなくなっていくんだよな……」というぼやきにも『最初からやりたいことがあって入ってくるものなんだ……』というのが感想で全然ピンと来なかった。

勤務中に突然、意識を失う

だからといってやる気がなく適当にやっていたということはなく、さすがに真面目には取り組んでいた。学生の頃も、それがいいかどうかは別として真面目には取り組んでいたので、その延長で会社でも言われたことはきっちりこなすべく働いてはいた。

業務量はそこそこあって、残業は当たり前の部署だった。時期によっては減るけれども、月に60〜80時間くらいの残業は普通。36協定がどうこうあって残業するなと言われていたが、終わらないので無視していたら、呼び出されてしまった……。残業時間が月100時間を超えることもあったが、世の中にはもっとやっている人はいるので、まだまだマシだったほうだろうとは思える。下っ端の社員では責任の大きな業務はないということもあり、土日は絶対にやらないと決めていたので、平日の残業だけ。

ただ、たいして面白くもないことにやたら時間をかけるのはどうなんだろう?という思いはずっとあった。

自覚のないまま疲れが蓄積していったのか、勤務中(といっても昼休みだが)に突然、気を失って倒れ、病院に運ばれたことはあった。あのときの記憶は今でも忘れていない。

昼食後は、自分の机で少し仮眠を取るのが日常だったので、その日も寝ようとしていた。その前にトイレに行ってこようと思い、トイレに入って用を足そうかと思って小便器の前に立ったら……その次に目に入ってきたのはなんと天井と人の顔だった。同じ部署の先輩に声をかけられて目が覚めたら上を向いていて何が起こったか理解できなかった。

1年にわたって原因不明のめまい

その後、会社の医務室に行ったはいいものの気持ち悪くてしょうがなく、付き添いで来てくれた同期入社した友人に車いすに乗せてもらい、近くの病院に行った。少し休んだ後に、当時住んでいた寮に戻ってずっと寝ていた。検査をいくつかやったものの、特に何か原因となるようなものはなかったので、何か特定の名前のついた病気というわけではなかったのだが、めまいがときどき起こることはあった。その後、1年くらい原因不明のめまいは治らずにいたが、今はもうないので、多分大丈夫かなとは思う。

ちなみに、だからといって会社に恨みがあるなんてことはまったくなくて、むしろ感謝していることだらけ。一緒の部署にいた人たちも良かったし、環境としては良いところだったなとは思える。

会社を辞めて世界一周旅行へ

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自分の中には好きなことをやって生きていきたいという思いがあった。そのためには今の仕事ではなく、自分でビジネスをやっていきたいとも考えていた。正確に言うなら日々の生活費を稼ぐために働くのではなく、好きなことに時間を使っていたいという思い。その思いは、日に日に強くなっていって、会社の仕事と自分の思いとの間にどんどん溝ができていった。ほとんどやりたくないことばかりで、1割くらいは面白いかなと思える程度だった。

そんなとき、たまたま目に入った世界一周という言葉がどんどん魅力的に思えるようになっていった。そして、若いうちに思い切ったことをやってみようと思い、世界一周の旅に出ることに決めた。そのためには会社を辞める必要があると思い、上司に話すと、有給を使っていったらいいと言われた。しかし、それでは時間が足りなくて予定していた旅ができないし、そもそもいずれ辞めると決めていたので、意を決して退職することにした。

せっかく大企業に入ったのにもったいないと言われたこともあったが、安定した生活をするために自分を犠牲にして生きるなんて息苦しくてしょうがないし、後々、勇気を持って前に進まなかった自分を悔いるだろうという思いがあった。加えて、感覚的にもう無理だなということも感じていたので辞めた。

本当は会社を辞める前に何かしら経済的な基盤をつくってと思っていたが、勉強ばかりでまったく実行に移していなかったので、会社を辞めた後に何か当てがあったわけではなかった。それでも前に進みたかった。

世界一周から戻ってきても何をしていいか分からない……そこに待っていたのは……

世界を回って日本に戻ってきた後は、会社勤めするのではなく何かしら自分でビジネスをやりたいという思いがあったものの、何をしていいか分からない状況で、どうすればいいかを模索する日々が続いていた。旅の目的は、単に世界を見ることだったので、何か考えていたわけでもなかった。だから、当然と言えば当然の話。

そんなときに、もともと会社員の頃に知り合った人が一歩先に小さいながらもビジネスを立ち上げていた。その人とたまたま再開したことがきっかけで、どうやってビジネスを立ち上げるのかを教わるべく、その人が入ったという小さなビジネススクールに入った。そして、独立への道を歩むことになった。

自らの手でビジネスを立ち上げる

起業するには0→1だけとは限らずいろんな方法がある

ビジネススクールといってもMBAを取るようなところではなく、私塾みたいなもので扱うビジネスも個人商店や零細企業などが取り組むスモールビジネスが基本。そこでビジネスアイデアをゼロから生み出すところから指導を受け、マインドセット、販売方法、集客方法の指導も受けながら事業の立ち上げを行なった。

ただ、自分には取り立てて秀でたこともなく、何をビジネスにすべきか分からなかったので、最初の一歩が難しかった。何もしないと何も変わらないので、市場のリサーチをした結果、ニーズのありそうだなということが分かったことをビジネスにすることにした。好きなことをやるにしても、ビジネスを立ち上げて利益を出すためのスキルは必要だろうと思っていて、そのためにも実践しないとという思いがあったからだ。

そこで、専門知識や経験のない分野ではあったものの、たまたま見つかったスポーツ分野のビジネスを始めることにした。

自分では専門知識がなかったので、スポーツ指導者と業務提携してスポーツ関連のスモールビジネスを立ち上げ起業した。起業にあたっては、お金に余裕があったわけではなかったし、借金してまでやる度胸もなかったので、低資本、低リスクを前提にしていた。そこで、インターネットを活用し、初期費用を極力抑えて、高粗利の在庫を持たない形でスタート。会員サイトをつくったり、コンテンツを販売したりした。

ピーク時で月商250万円ほどの小規模ビジネスではあったが、ゼロからビジネスを企画して販売用のサイト作成、セールスライティング、ネットでの販売、集客、商品作成、顧客対応と一通り経験することができた。1年と少しで2000万円以上は売れた。

スモールビジネスのWebマーケティングやセールス

その後、その経験を活かしてスモールビジネスの立ち上げ支援を行なっているビジネススクール(自分が教わったところ)で講師を務めるようになった。同時に、そのビジネススクールの運営会社と一緒にビジネスをすることなり、Webマーケティングに従事することになった。ビジネス系の一般財団法人の評議員にも任命された。

そこで、最終的には執行役員としてWebマーケティングやセールス、集客などをメインに活動し、年間3億円規模のビジネスを担った(優秀なスタッフや協力者がいたおかげもあっての成果なので、自分一人の手柄ではないのは言うまでもないが)。

4ヶ月くらいのプロモーション期間で1億円超というのを年に3回やっていた計算。その前も、ネットだけで1000万円、2000万円くらい売ることもあったし、ネットでオフラインも絡めて5000万円、6000万円と売ったこともあった。

そうしたことをやりながら、ビジネススクールの講師としても活動していて、これまで多くの会社員、個人事業主、経営者の指導を行なってきており、延べ1500人以上に指導を実施(マンツーマンだけでなく、1対多のセミナー、オンライン講義の視聴だけを含めて)。

他にも、スタバがまだ日本に数店舗しかなかった頃、500店舗まで拡大したときの執行役員として店舗開発をやっていた方に、いろいろとアドバイスを受けながら社内の体制作りにも関わっていた。スタバが好きなのはこの方の影響もある。

大変ながらも楽しくやらせてもらっていたが、現在はもっと自分のやりたいことにフォーカスしたいので、ビジネススクールの運営会社とは業務提携を解消。今は様々なWebプロモーション関連のプロジェクトや、Webメディア製作などに携わっていたり、裏方にいるのが好きで売上増のための分析や改善も行なっている。

考え方の基礎にあるのは、せっかくの人生なんだから自分の好きなことをやって楽しもうよ。ということ。それなら自分でビジネスをつくれるようになるのが最も自由にできるし、ビジネスを通して世の中への貢献もできるだろうし、楽しめるのでは? という思いがある。そのためにも自分の得意なこと好きなことを知って、自分の特性を活かしながら好きなことができたら、貢献度高く自分の好きなことができて理想的だなと思える。

このメディアは自分がいいなと思ったアイデア(心構え、マインドセット、ノウハウも含めた発想全般)を中心にお伝えしていって、役に立てられればいいなと思ってつくった。自分が好きなことをやってそれを通して誰かのためになれば、という思いから始めており、続けている。

なお、好きなのはジョーゼフ・キャンベルとヘンリー・フォード、そしてエレノア・ルーズベルトの次の言葉。

Follow your bliss.
The universe will open doors where there were only walls.
(あなたの至福を追求しなさい。そうすれば宇宙は壁しかなかったところにドアを開くだろう)

—Joseph Campbell

Whether you believe you can do a thing or not, you are right.
(できると思おうと、できないと思おうと、どちらにしろあなたは正しい)

—Henry Ford

Do what you feel in your heart to be right – for you’ll be criticized anyway.
(あなたの正しいと思うことをしなさい。どのみちあなたは批判されるのだから。)

—Anna Eleanor Roosevelt

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