スタバのタンブラー使用歴約10年の私がまとめてみた(種類、使い方、割引、値段……など)

スタバのタンブラー使用歴約10年の私がまとめてみた(種類、使い方、割引、値段……など)

スタバに行くとタンブラーを机に置いて飲んでいる人がいるのを見かける。私もその一人。

タンブラーって何がいいの?メリットは?使い方は?テイクアウトしたときにこぼれない?サイズは?値段は?などなどいろんな疑問を持つ人もいると思うので、まとめてみた。(初稿:2016年2月4日、更新:2018年7月15日)

使えるタンブラーの種類

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画像:スターバックスコーヒー公式ページ

特に指定はないので、普通のマグカップでも他店のタンブラーでもOK。実際、キャンプで使うようなステンレス製のコップに入れている人は何度か見たことがあるし、スタバでもマグカップは売られている。本当かどうかは分からないが、実験のビーカーでもいいなんてのがネットにあるけれど、それもおそらく大丈夫だろう。

なので、タリーズのを持っていってもNewYorker’s Cafeのを持っていてっても大丈夫。ちなみに、他店のタンブラーをスタバで使っても、まず間違いなくスタッフは気にしないと思うので、堂々と持っていったらいいと思う。

というのも目的が繰り返し使える容器を使うことで環境保護に役立てようということなので、使い捨てでなければなんでもいいといえると考えられるからだ。それに、そんな小さいことをいちいち気にしているような人がスタバのスタッフをやれるとは思えない。

タンブラーの種類、価格、サイズとお勧め

スターバックスのタンブラー
画像:スターパックスコーヒー公式ページ

特殊なデザインや時期によって変わったのが出たりするので、細かく分けると種類はたくさんある。形も価格も変わるし、ご当地タンブラーもあって様々だ。材質、サイズ、形、限定品、機能で分かれると思うので、ここではその分類で。

タンブラーの材質

まずは材質から。大きくプラスチックかステンレスかの2種類。

  • プラスチック製のタンブラー
  • ステンレス製のタンブラー(ステタン)

ステンレス製のタンブラー(ステタン)は保温性に優れている。外はプラスチックで中はステンレスというのもあるが、こちらはそこまで保温性は高くない。

ちなみにステンレスは軽いので、プラスチックのタンブラーもステンレスのタンブラーも重さはたいして変わらない。

タンブラーのサイズ

スタバのタンブラーのサイズ
画像:スターバックスコーヒー公式ページ

サイズはショート(240ml)、トール(350ml)、グランデ(470ml)、ベンティ(590ml)というオーダー時に選ぶサイズに対応して用意されているが、上記の画像にあるようなプラスチックのタンブラーの場合は、だいたいがショートとトールとグランデの3サイズ。

限定品はトールしかなかったりショートはなくてトールとグランデだけ何てのもある。

日本じゃベンティサイズのタンブラーはない!?

ベンティサイズは日本の店舗では見たことがないし、スタバの公式ページ(日本)にも見当たらない。

アメリカのスタバの公式ページには、20lf oz(lf ozは日本では馴染みがない単位だが、液量オンスといって1fl ozは約30mlに相当するようだ)というのがあるので600mlくらい入るのがある(正確には591ml。スタバはアメリカ発なので、これが本来のベンティサイズだろう)。

※追記(2017年5月7日)
日本にもベンティのサイズは売られていたことがあるそうです。実際に買われて持っている方からTwitterにてコメントいただきました。ご提供いただいた方、ありがとうございます。

お勧めのサイズ

サイズでもし迷いがあって、お得に飲みたいなら普段飲むサイズの1つ上が入る大きさがお勧め。私はショートかトールのサイズをよく頼むので、グランデでもいいのだが、持ち歩く際の大きさを考慮してトールサイズのタンブラーにしている。

理由は、こちらの年間154回スタバに行く私が教えるスタバのお得な使い方9選という記事でも書いたが、本日のコーヒーの場合、ショートを頼んでもトールくらいの量になることがあるから(頼んだサイズの量よりも増えることがあるから)。また、後述するデメリットの箇所にもあるように、頼んだサイズの量よりも少なくなることもある。

そんなみみっちいのは気にしないという場合は、どうでもいい話だが。

タンブラーの種類と値段

プラスチックかステンレスか、大きさ、限定品かどうかなど種類によってさまざま。詳しくは公式ページや店頭で見るのが正確。2016年2月の時点での価格を載せておく。

一般的なプラスチックのタンブラーの値段

こんな感じのよく見かけるプラスチックのタンブラーは1000円強といったところ。

240ml(ショートサイズ):1050円
350ml(トールサイズ):1140円
470ml(グランデサイズ):1240円

紙カップに似た形のプラスチックタンブラーの値段

ショートサイズはなくトールかグランデサイズ。

350ml(トールサイズ):1500円
473ml(グランデサイズ):1700円

地域限定タンブラー

北海道限定とか東京限定といったご当地タンブラーはだいたいトールサイズだけの用意で1330円。どうでもいいが、ご当地でもネットで買えてしまうのは、どうなんだろう?

紙カップに似た形のステンレス製タンブラー(ステタン)の値段

350ml(トールサイズ):2670円
470ml(グランデサイズ):3430円

ステンレス製のボトル型のタンブラーの値段

サイズや価格がバラバラだが、だいたい3800円から4200円の間。

「すごいタンブラー」番外編のお勧め

スタバのタンブラーとしてもお勧めのTHERMOSの水筒
サーモス THERMOS 真空断熱ケータイマグ JNL-602-MTBK(マットブラック)

ここでは、基本的にスタバで買えるのを書いているが、今使っているTHERMOSのタンブラーというか保温性の高い水筒が本当にすごい。熱いのも冷たいのも保温力がものすごい。それだけ保温できるので、当然こぼれることもない。

ここまですごいのは初めてで感動レベルだったので、もし、タンブラーを探しているのならオススメしたい一品。詳しくはこちら。

スタバに持っていくタンブラーは機能的にはこれがお勧め

スタバでタンブラーを使っている人はちょこちょこ見かける。私もその1人でだいたいは持っていっている。 そのとき、気分にもよるが、こうしたプラスチックタイプのよく見かけるタンブラーを持っていくこともあれば、上記の写真のような保温力のある金属製のタンブラーを持っていくこともある。 基本は家から近いときはプラスチックのを持っていくことが多いが、そうでない場合には金属製のタンブラーを持っていくことが多い。家で朝にコーヒーを入れてでかけることも多くてそうしたときにも金属製のタンブラーにいれる。 その金属製のタンブラーがものすごく使いやすくて最高。具体的にはサーモス(THERMOS)の真空断熱ケータイマグという名前だ。写真のはJNL-602

スタバのロゴは入らないけれども、そこまで気にしないなら、まず間違いなく同じようなものが安く買えるかと思う。スタバがタンブラーを自社で作っているとは思えないので、その分、のっかってくるはずなので。

使い方

スタバのタンブラーの使い方、オーダーのしかた
画像:スターバックスコーヒー公式ページ

使い方は簡単、レジで差し出すだけ。ドリンクの種類は問わないので、本日のコーヒーでもラテでもフラペチーノでも何でもオーダーできる。

オーダーのときにはフタを取って渡すようにする(なぜフタを取るのか理由は不明。前はそのままでも渡せていたことが多かったように思うが、最近じゃどこでもフタをとって渡すことになるように思える)。

なお、タンブラーによっては絵柄をオリジナルにすることもできる。台紙が売られていてそれをもとにしてもいいし、自分で用意してもいい。やり方は、こちらのスタバの公式サイトを見ると説明があるので参考にどうぞ。

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画像:スターパックス公式ページ

タンブラーを使うメリット

タンブラーを使うメリットはいくつかある。割引きが一番のメリットだとは思うが他にもある。

タンブラー割引き、お得な使い方

以下でも書いたとおり、スタバの場合、タンブラー持参だと20円値引きされる。ただし、本日のコーヒーのおかわり(ワンモアコーヒー)は割引きにはならず100円(税別)のまま。カップ値引きを忘れられて普通に請求されることはちょこちょこあるが、たくさん行く者としてはお得でありがたい。

年間154回スタバに行く私が教えるスタバのお得な使い方9選| IDEASITY

タリーズや上島珈琲、NewYorker’s Cafeなどスタバ以外でも使えるのでその意味でもメリットがある。まとめてくれているサイトがあったたでそこから引用するとこうなる。

ローソン マチカフェ(MACHI café)
割引価格 10円

スターバックス(Starbucks)
割引価格 20円

ドトール(DOUTOR)
割引なし

エクセルシオール カフェ(EXCELSIOR CAFFÉ)
割引価格 20円

タリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)
割引価格 30円

サンマルクカフェ(ST-MARC CAFÉ)
割引なし

CAFFE VELOCE(カフェ・ベローチュ)
割引なし

PRONTO(プロント)
割引なし

珈琲館
割引価格 20円

上島珈琲店
割引価格 50円

カフェ・ド・クリエ (CAFÉ de CRIÉ)
割引なし

モリバコーヒー(MORIVA COFFEE)
割引価格 20円

カフェディエスプレッソ(CAFE DI ESPRESSO)
割引価格 20円

BLENZ COFFEE(ブレンズコーヒー)
割引価格 20円(BLENZ COFFEEのロゴ入りの容器であれば割引価格 50円)

シアトルズベストコーヒー(SEATTLE’S BEST COFFEE)
割引価格 20円

SEGAFREDO ZANETTI ESPRESSO(セガフレード ザネッティ エスプレッソ)
割引価格 20円

NEW YORKER’S Cafe(ニューヨーカーズカフェ)
割引価格 20円

引用:タンブラーで割引きになるカフェ。

買ったときにドリンク一杯が無料になる

スタバのタンブラーを買うと無料チケットがもらえる
画像:スターバックスコーヒー公式ページ(画面をキャプチャして加工)

タンブラーを買うと一杯無料で飲める。店舗で買った場合、基本はタンブラーを買ったときに無料で入れてもらうのだが、後からでも可能ではある(タンブラーだけ帰りに買った場合、もう一杯もらってもしょうがないわけだし)。タンブラーを買ってそのままドリンクを頼むときであっても、後から無料チケットを使いたいと言えば、おそらくはそうしてくれるはず(※)。

ちなみに、オンラインでタンブラーを買った場合は、無料チケットがついてくる。

※機嫌が悪くなったのかそのときはタンブラー値引きをしてくれなかった……なんてことをどこかで見かけたが、それはただ単に忘れただけだろう。イレギュラーだったので、うっかりしただけかなと思える。そんな小さなことでいちいち腹を立てるようなスタッフはそうはいないと思うので。

ドリンクの量が増えることがある

スタバのタンブラーにドリンクが入る量
ショートのアイスコーヒーをトールサイズのタンブラーに入れてもらったとき

お勧めのサイズのところでも書いたとおり、本日のコーヒーは人によって、あるいはタイミングによって量が多くなる場合がある。画像は某店舗にて本日のコーヒーのアイスを頼んだときの写真。これでショートサイズ。アイスの場合、ホットと違って氷が入っている分だけ量は多くはなるが、ここまで多いのは珍しい(正確にはスタバの公式ページによるとショートの場合、ホットは240ml、アイスは300ml)。

ちなみに、目の前にタンブラーを出してオーダーしたのに、なぜか紙のカップに入れられたことがあり、「タンブラー……」と言ったら、慌てて入れ直してくれたことがある。タンブラーで注文するときはフタを取って渡すので、受け取ると中が見えるわけだが、そのときの量の少なさにびっくりした。半分くらいしか入っていなかったので。3/4くらい入れてくれることもあるので、差が激しいと言える。

なので、タンブラーはトールサイズで頼むのはショートとするとお得になることがある。たくさん飲みたいならグランデやベンティのほうがコスパは良くなるけれど。

スタッフとの会話のもとになる

割引きや量が多いといった実質的なメリット意外にも、感情面でのもメリットもある。

例えば、スタッフとの交流のきっかけになることもある。私が使っているタンブラーは2007年の4月に買ったものなので、スタッフでも見たことのない人もいる。なので、「これ、見かけませんね」なんて言われることもよくある。田町かどっかのスタバでは、私が入社した年ですね!なんて話になったこともある。

そうした会話のおかげでまた行きたくなってしまうもの。いいようにやられているけれども(笑)、人の良さがスタバの魅力かなとは思える。

デメリット

当然、メリットだけではなくデメリットもある。

持ち歩くときに邪魔

タンブラーがあると物理的に物が増えるし、そこそこの大きさがあるなので当然といえば当然。職場の近くにスタバがあってオフィスにタンブラーを置きっ放しにできるような人はいいかもしれないが、そうでもないと特に女性は持ち歩きにくそうだ。

持ち歩いているときに注意しないとカバンが汚れる

スタバのタンブラーはこぼれる
この手のよく使われているタンブラーは飲み終わった後にごくわずかに残っている量でもこぼれる

飲み終わった後、カバンに入れておくときには注意が必要。飲み終わった後にフタを締めていても漏れるようで悲しいことになっていたことがあるからだ。種類によってはおそらく大丈夫だとは思うが、よくあるプラスチックの画像のようなものだとアウト。

ちなみにどこかの店舗で「飲み終わった後も洗いますよ」と言われたことがあるので、言えば帰りに簡単に洗ってもらえるとは思う。さすがに洗った後はふいてもくれるはずだから、それなら問題なく持ち歩けるだろう。私は未だに洗ってと頼んだことはないが。

サイズによっては量が減る

タンブラーのサイズに合わせてドリンクを頼んだときに、フラペチーノなどクリームが上に載る場合は量が減ることがある。タンブラーのサイズより小さなサイズで頼むとお得だが、同じサイズで頼むと量はちょっと減るかなと思える。ただ、厳密に計測したわけではなく、感覚的ではあるので、感情的な面が大きいとは思う。

Q&A

私が最初にタンブラーを買おうと思ったときに疑問に思ったことを最後に。

  1. Q. カバンの中に入れておいたものに、そのまま飲物を入れられるのは……オーダーしたときに洗ってくれる?
    A. 洗ってくれる。たいていの場合はサッとゆすぐ程度だとは思うが、しっかり洗ってくれることも。「洗いますか?」と聞くスタッフもいれば、そうでないスタッフもいるので、洗って欲しい場合はこちらか言ったほうがいい。飲み終わった後も洗ってくれる(個人的にはそこまでしてもらうのも何なのでそのまま持ち帰ってはいる)。
  2.  

  3. Q. フラペチーノでもタンブラーで頼める?割引きになる?
    A. フラペチーノでもOKだし、割引きになる。そもそも入るのか?と思っていたけれども、普通にタンブラーに入れてくれるし、割引きにもなる。ただ、フタの関係でクリームは減る可能性があるので、気にする人は注意(フタまで含めたらタンブラーのほうが体積は小さくなる)。
  4.  

  5. Q. カバンの中に入れてたらこぼれる?
    A. 普通のプラスチックのタンブラーの話にはなるが、飲み終わった後に少しだけ残った状態でもこぼれるので、間違いなくこぼれる。ただ、水筒みたいなのもあるので、それならこぼれないようには思う。

    こぼれないスタバのタンブラー
    画像:スターバックスコーヒー公式ページより
    この手のタイプのタンブラーなら簡単にはこぼれないものと思う。

  6.  

  7. Q. スタバでスタバ以外の店で買ったタンブラーは使える?
    A. メリットのところにも書いたとおり使える。家からマグカップを持ってきてもいい。

    ところで、他店のを使うのはどうだろう……と気にする人がいる。その気持ちは分かるが、おそらく誰も気にしないものと思うので、気にせず使ったらいい。そんな細かいことを気にするスタッフではスタバの業務は務まらないように思う。そもそも使い捨ての容器ではないものを使うことで環境保護をしようということが目的だと思うので、容器ならなんでもいいはずだ。

  8.  

  9. Q. スタバで買ったタンブラーは他の店で使える(割り引かれる)?
    A. これはスタバとは関係はないが、まず大丈夫かと思う。少なくとも自分の経験からはタリーズと上島珈琲は特に何も言われずに普通に応対してくれる。割引きになるかどうかは、その店舗により。違うところのだから値引きしないというのはおそらくないものと思う。

まとめ

ということで、スタバのタンブラーに関して。私は何となくカッコイイという理由でタンブラーを買った口だ。ただ、年間でスタバに150回くらい行くので、3000円くらい割り引いてもらっている計算になる(1日2回行くこともよくあり、タンブラー値引きのないワンモアコーヒーを頼むことも多いので、実際にはそこまでの割引きになっていないが)。

あなたもよくスタバに行くのなら、かさばって邪魔になることはあるけれど、持っていて損はないし、何よりスタバ好きならお勧めだ。スタバ好きな人へのプレゼンとにもいいかもしれない(プレゼントならスタバカードという手もある)。

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