The Sandboxが無料プレイ可、収益、経済的なメリットは? 日本向けにNFTも配布

The Sandboxが無料プレイ可、収益性、経済的なメリットは?

この記事の内容。

  • そもそもThe Sandboxって?
  • 経済的なメリット、収益性
  • 日本向けの限定NFT配布が決定(条件あり)
  • The Sandboxの始め方
  • The Sandboxの公式情報のサイトまとめ

以前、こちらのデジタル不動産の記事で触れたThe Sandbox。

The Sandboxはメタバース、NFT、ブロックチェーンといったワードで注目されているゲーム。

バーチャル空間上の土地が売り切れ続出という点でも注目されている。

投資・投機目的でやっている人も多そうな印象。

が、実はこれ、まだ正式リリースされていない。

GUCCIやアディダスが参加を表明しているとはいえ、バブリーな感は否めなそうだ。

でも、可能性もあるわけで、新しいビジネスもさらにどんどん生まれていくものと思う。

正式リリース前にお試しということで、アルファ版のシーズン1が2021年にプレイできた。

そして今、アルファ版のシーズン2が誰でも無料でプレイできるようになっている。

しかも、前はWindowsだけだったのが、今回のアルファ版シーズン2はMacもOK。ただ、2022年3月3日から3月31日までの約1か月間という期間限定。

始め方を詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ。
The Sandboxの始め方(alpha版シーズン2)、日本向けNFT配布あり

せっかくの機会なので試しにMacでやってみた。

The Sandboxをやってみた結果

The Sandboxのプレイ画面

やってみたものの、パソコンのキーボードでの操作はやりにくい。しかも全部英語。

正直、まったく面白いと思わない笑

分かってくると面白いかもしれないが、疲れたのでもういいやという感はある。

攻略を解説してくれているサイトもあるので、そういうを見るとある程度は進めると思う。

日本在住者ではプレイしてもAlpha Pass(後述)はもらえないが、NFTは配布される。

Twitterで公式アカウント(@TheSandboxJP)が発表しているので、間違いないだろう。

ただ、個人的には苦行に近いので迷うところ……。

そもそもThe Sandboxとは?

The Sandboxとは
画像はThe Sandboxの公式サイトより

The Sandboxは簡単にいうと割り当てられた土地を開拓して自分の街をつくったり、他人のつくった場所に訪れて探索したり遊んだりできるゲーム。

Minecraftとか、昔のゲームだとシムシティみたいなイメージだろうか。

ただ、今はまだ正式リリースとはなっておらず、アルファ版としてプレイできるようになっている。

昨年にシーズン1があり、今回、2022年3月31日まではアルファ版のシーズン2が開催されている。

要はお試しみたいなもので、いくつかステージを用意したのでそのバーチャルな世界を探索してね、という感じ。

The Sandboxに限らずではあるものの、特徴的なのは暗号資産(仮想通貨)を使っていること。

プレイヤーがゲームをプレイすることで収益を上げられるようになる。

上記の画像の下にこんなのがある。

The Sandboxで収益を上げるための3つの活動
画像はThe Sandboxの公式サイトより

  • VoxEdit
  • MarketPlace
  • Game Maker

要は用意した土地に何かを建設する・アイテムをつくる、つくった土地やアイテム、得たアイテムを売買する、土地にゲームをつくる、という3つができるということ(収益性に関しては後でもう少し詳しく掲載)。

なお、The Sandboxで使われる暗号資産(仮想通貨)はSAND。

すでに取引所で売買されているが、まだ日本円に直接は換えられなかったと思うので、日本円として使いたいなら一手間かかる。

The Sandboxの経済的なメリットは? 収益性は?

なぜThe Sandboxが注目されるか?

単にゲームが面白いというのもあるとは思うが、1つは大物が注目している(AdidasやGUCCIなどの企業やSnoop Doggなどの有名人)からだろう。

もう1つは、人が集まってきてて経済的なメリットがあるからと思う。

では、何が収益につながるのか?

The Sandboxの公式サイトを見ると分かってくるのは大きく次の5つ。

  1. The Sandboxで使われるトークンSANDの資産価値(ここでいうトークンは暗号資産〈仮想通貨〉と同義)
  2. ゲーム内に用意されたバーチャルなデジタル不動産の資産価値(NFT)
  3. ゲーム内のアイテムの資産価値(NFT)
  4. SANDをステーキング(預け入れるともらえる利子みたいなもの)することで得られる収益
  5. Alpha Pass(優待券みたいなもの)の資産価値

もう少し詳しく見ていく。

The Sandboxのトークン、SANDの資産価値

SANDは株や為替のように取引所で売買されているので、暗号資産の価格が上がるとその分だけ利益が出るという単純な収益。

なお、この記事を書いている時点では1SANDは約420円(前日は380円くらいだった)。

取れる範囲でデータを取るとこんなチャートになっていて、今のところは安定とはほど遠い感がうかがえる。

The Sandboxの価格推移(チャート)
画像はCoinMarketCapより

デジタル不動産の資産価値

デジタルな土地はもちろん、建物もある(土地は移動できないようにしていると思うが、建物は移動できそうなので不動ではなさそう……)。

土地の資産価値

The Sandbox内の土地はLANDと呼ばれ、こんな感じでマップが用意されていて誰が所有しているかが分かるようになっている。

The Sandboxの土地LANDのマップ
The Sandboxの公式サイトより

前述のとおり、まだ正式リリース前だけれども、すでに土地は販売されていて二次流通も起きている。

The Sandboxの二次流通(OpenSea)
画像はOpenSea(NFTの売買サイト)より

建物の価値

The Sandboxの建物類

建物といっても電子データなので、アイテムと変わらず動産だと思うけれども、物理世界と同様に不動産ということで。

The Sandboxの画像を見ると、レゴブロックみたいになっていることが分かると思う。

ボクセル(Voxel、二次元だとピクセルに相当)と呼ばれる小さな立方体を組み合わせて物体をつくれる。

The Sandboxの土地にいろんなものをつくって配置していけるというわけだ。

大きな建物だけでなく、小さなアイテムもつくれる。

他にも、ゲームもつくれるので、自分の土地にテーマパークみたいなのをつくって人を集めて暗号資産(仮想通貨)を獲得するなんてことも予定されている。

ゲーム内のNFTと紐付いたアイテムの資産価値

The SandboxのNFTアイテム
The Sandboxの公式サイトより

いろんなアイテムがあっててそれらを売買することができる。前述のとおり、プレイヤーが自らつくることも可能。

Alpha Passの資産価値

アルファ版での話なのか今後もあるのかは不明だが、Alpha Passという優待券みたいなものがある。

Alpha Passを持っていると制限が解除されたり(プレイできる範囲が広がるなど)、SANDが受け取れたりと何かとメリットがある。

Alpha PassはNFTになっていて売ることもできるので、その収益も期待できる。

※ただし、アルファ版 シーズン2のAlpha Passを買う場合はシーズンが終わってからという公式から注意が出ている。二次流通サイトへのリンクは必ず公式サイトを介すこと、という注意も。

この記事を書いている時点で開催中のThe Sandboxのアルファ版 シーズン2ではAlpha Passを獲得するための抽選会が行われる。

今回のAlpha Passの配布は10,000枚(個?)。

ゲームをプレイして課題をクリアしていくと抽選券がもらえるようになっている。

たくさん抽選券を集めるとAlpha Passを受け取れる可能性が高まるというわけだ。

ただ、法的な制約があるのか残念ながら日本ではAlpha Passは配布されない。

その代わり日本在住のユーザーにはNFTを配布されるとTwitterで発表された(3月25日追記)。

The SandboxのNFT、アマテラスが日本向けに配布決定

3月25日に公式Twitterアカウントがこちらをツイートした。

日本在住者は抽選に当たってもAlpha Passが配布されないので、その代わりとしてNFTが配布されるとのこと。

これがどんな価値になるかは不明だけれども、Alpha Passの抽選に当たるか、レベル5をクリアすればNFTがもらえるのは確実なようだ。

おそらく抽選会終了後に、こちらから請求することでもらえるようになると思う。

その際、受け取るときのガス代(手数料)として暗号資産(仮想通貨)のMATICが必要になる可能性はある。といってもMATICであれば数円レベルだろう。

また、公式サイトには100%クリアすると、何かプレゼントするという記載もある。

The Sandboxの報酬・プレゼント
公式サイトより

SANDのステーキングで得られる収益

ステーキングというのは要は預金につく利子みたいなもの。

ただ、利子がもらえる仕組みは銀行とは違うのだけれど、ブロックチェーンの話が出てきてしまって長くなるので割愛。

結局は預け入れられた資産をもとに利益が得られて、その結果、利子として返ってるという意味では一緒。

The Sandboxの始め方(取引所の口座なしでも可)

では、どうやってThe Sandboxを始めたいと思ったらどうしたらいいのか?

暗号資産(仮想通貨)をウォレットで管理したことがある人なら、そこまで難しくないと思うが、やったことない人はハードルが高そうではある。

大枠だけ書くとこんな感じ。

  1. The Sandboxのサイトに訪問してウォレットを接続(MetaMaskでOK。ブロックチェーンはPolygon)
  2. The Sandboxに登録(メールアドレス)
  3. パソコンにThe Sandboxのアプリケーションをインストール(Windows or Mac)

もっと、詳しく知りたい場合はこちらをどうぞ。
The Sandboxの始め方(alpha版シーズン2)、日本向けNFT配布あり

無料でできるので、あらかじめ暗号資産を何か用意する必要はない。

前述したとおり、後ほどNFTを受け取るときにはPolygonのトークンであるMATICが必要になるかもしれない。

※Polygonはブロックチェーンの種類。 MATICはビットコインならBTC、イーサリアムならETHに相当するPolygonで使われるトークン(=暗号資産〈仮想通貨〉)

MATICが必要になる場合でも、取引所の口座がなくてもJPYCという日本円と連動した暗号資産(法的には暗号資産ではないのだけれど、暗号資産のように使える)を使えばOK。

ネットバンクであれば、初めての人はちょっと厳しいかもしれないが、その日のうちにスタートすることも可能。

The Sandbox公式の参考情報

簡単にThe Sandboxの公式情報をまとめおくので、参考にどうぞ。

The Sandboxの公式サイト。
https://www.sandbox.game/en/

公式サイトは日本語もあり(おそらく機械翻訳)。
https://www.sandbox.game/jp/

The SandboxTwitterアカウント
https://twitter.com/TheSandboxJP/

The Sandbox アルファ版 シーズン2のゲームスタートと管理画面
https://www.sandbox.game/en/season/

The Sandbox アルファ版 シーズン2についての説明ページ
https://www.sandbox.game/en/season/info/

The Sandboxの公式ヘルプ(日本語が選択できるが、英語のまま変わらず)
https://sandboxgame.gitbook.io/the-sandbox/

The Sandboxのロードマップ
https://www.sandbox.game/en/roadmap/

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