iOS9.0にアップデートしてみた。不具合と変更点のまとめ
iOS8.4.1からiOS9.0へのアップデートのを行なった。アップデートは不具合の懸念がいつもあるので、慎重にしている。なので、今回もバックアップを取ってからアップデート。
8から9へとメジャーアップデートとなったので、新機能の追加も多い。新機能、変更点とアップデート後の不具合についての体験をまとめてみる。
目次
アップデートしたiPhone
アップデートしたのはiPhone6のスペースグレー64GB。アップデート前はiOS8.4.1だった。
iOS9のアップデート内容
今回のアップデート内容はけっこうな数がある。詳しくは、Appleのサイトに譲って、主な変更点を列挙すると、以下のとおり。
変更点は量が多いので、個人的にこれは思ったものをピックアップ。いいなと思えることも、イヤだなと思えることも両方。
- iPadにて画面を分割して2つのアプリを同時に操作できるマルチタスクが可能に
- 処理速度が速くなるように改善
- バッテリーの持ちが良くなるように改善
- SafariにてPCでの表示がより簡単にできるようになった
- Safariにて見ているサイトをPDFで保存できるように
- アプリ切り替えの見た目が変化
- 写真アプリの見た目と機能が変化
iPadにて画面を分割して2つのアプリを同時に操作できるマルチタスクが可能に
iPadはまだiOS9にしていないので、実際には使えてはいないが、これは便利だろう。
処理速度が速くなるように改善
これは正直、よく分からない。LINEに関して言えば、明らかに遅くなったように思える。Safariも検索をしようと思ったときに文字入力できるようになるまで、時間がかかるようになった感がある。
バッテリーの持ちが良くなるように改善
体感としてはまだない。新しく加わった省電力モードになると、心なしか持つようになったように思える。
なお、バッテリーが20%になると、iOS8以前と同じく注意が表示される。iOS9においては、こんな感じで省電力モードにするかどうかを選べる。
省電力モードを選択すると、こんな確認画面が表示される。暗くて見にくいが、バッテリーの残量アイコンの色が20%を以下は赤色だが、それが黄色に変わる。20%より多いときは通常は緑だが、省電力モードのときは黄色になる。
SafariにてPCでの表示がより簡単にできるようになった
今回、初めて知った機能。前のバージョンでもSafariでPC表示ができていたそうだが、これがより簡単にできるようになった。やり方は簡単で、更新アイコンの部分を長押しすると、PC表示にするかどうかの選択肢が提示されるので、それを選択するだけ。
Safariにて見ているサイトをPDFで保存できるように
Safariで見ているページをPDFで保存できるようになった。iBooksに保存されるようだ。上の写真のように「PDFをiBooksに保存
というアイコンが追加されている。PDF保存すると以下のような形で保存される。
残念ながら見た目が変になっている。まだまだこれからなのか、こんなものなのかは分からないが、きっちり保存したいのなら不向きかなと思える。
人によっては何に使うんだ?と思うかもしれないが、ネットを使って自分でビジネスをやるのなら、ライバルや参考サイトを研究するのは当たり前。ただ、Webサイトは常に同じままネット上にあるとは限らない。変化していくのが普通だし、消えることもある。そこで、スマホ用のページをPDFで保存できれば、後々参考サイトとして参照できるようになる。
アプリ切り替えの見た目が変化
正直、これは見にくいし、操作しにくいので前のにして欲しいものだ。操作性に関しては、慣れれば済む問題かもしれないが、すでに何度か間違えて意図していないアプリを終了させてしまった。見た感じ詰まっているような感があって全体が見えず、見にくいと思える。
写真アプリの見た目と機能が変化
写真を選択して拡大表示すると、下にサムネイルが表示されスライドしたり選択したりして別の写真を見ることができる。また、写真を下にスワイプすると写真選択画面に戻るようになった。
iOS9へにアップデート後の不具合は?
こちらのアップデート後の画像はアプデ後に1日経過したときのもの
実際にiOS9にアップデートしてみたところ、おかしな点はTwitterくらい。あとはLINEとSafariにて動きが少し遅くなったような感がある。普段使うことの多い、アプリは概ね問題なく動いている。Safari、Google Maps、カメラやFacebook、Messenger、Instagram、iMessageあたりは特に問題なし。
WiFiも今のところ問題なし。バッテリーはしばらく使わないと分からないので、追ってレポートしたい。
【追記:2015/09/22】
バッテリーの持ちは心なしか良くなっているような気がする程度で、体感できるほどの違いはないと思う。
Twitterが英語表記になってしまった
なぜかTwitterが英語になってましった。Twitterのアプリや「設定」からそれらしい設定を探すも見当たらず。どうしたらいいか分からなかったが、対処法は簡単だった。
iOS9にしたらTwitterが英語に!日本語に戻せた簡単な方法
一応別記事にはしているが、単にTwitterのアプリをアップデートするだけの話。
LINEが遅い、黒い画面が表示される、落ちやすい
LINEの反応が鈍くなった感がある。タップしてもサクッとは動かず、ちょっと間があいて動作することがあり遅くなった。
また、LINEを立ち上げると、黒い画面が少しの間、表示されて立ち上がるまで時間が若干かかる。そこまで気にはならないが、一瞬、「ん?」と思ってしまった。
そして、iOS9にしてからすでに3回は落ちている。iOS8.4.1の頃は、落ちた記憶がないので、何か不具合がありそうだ。
ということで、LINEに関しては動作が遅い、立ち上がりが遅い(画面が黒くなっても何ら影響はないので、不具合とはいいがたい)、落ちやすくなった、という3点が不具合と言えば不具合。これくらいでは使えないレベルではなく、そこまで不便でもないので、特に大きな問題はなく使えている。
【追記:2015/9/22】
明らかにLINEの落ちる回数が増えている。LINEニュースを開こうとしたら落ちる、新しいトークを開こうとしたら落ちる、など。ちょっと落ちる回数が多いかなと思える。耐えられないほどではないが、ちょっと気になる。
Safariでの文字入力が遅くなることがある
Safariで検索しようとして文字を打ち込むときに遅さを感じることがある。たまたま検索候補の提案機能の関係で、遅くなっているのかもしれないが、感覚的にiOS8.4.1のときよりも入力が始まるまで時間がかかることがある。不具合とまでは言えないが。
まとめ
ということで、iOS9にしたことによって起こった不具合と呼べるようなことはそこまでない。あえて言うなら以下の3点かと思う。
- Twitterが英語表記にってしまう
- LINEが遅い、落ちやすくなった
- Safariでの文字入力が心なしか遅いかもしれない
新機能に関しては、いろいろとあるようだが、Siriは使う気ゼロで呼び出せないように設定してしまっているし、メモも最初から入っていて使わないアプリとみなしており、無関心のため記事には書かなかった。関心ある人はAppleのページでも見ていただければと。
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