TEDお勧め動画、困難に立ち向かえる人とそうでない人の違い
「不合格」
学校のテストや資格試験のテスト結果の結果が、その3文字で嬉々とする人は、ほとんどいないだろう。
暗い気持ちになって自分に自信をなくす人もいるだろうし、合格している人を見て悔しい思いをする人もいると思う。中には、不正を働こうと思ってしまう人もいるかもしれない。
学校や資格試験ビジネスであれば、結果が出たか出なかったか?ということに置き換えられるだろう。
交渉が成立したか、しなかったか?
契約が取れたか、取れなかったか?
商品が売れたか、売れなかったか?
など。
そんなときに、どう振る舞うかが、何をやるにしても重要なポイントになると思うのだが、どうしたらいいだろうか?スタンフォード大学の教授が20年以上にわたる研究結果をTEDにて公開してくれているので、それを紹介したい。
目次
「不合格」の1字を変えて気持ちを変える方法
「不合格」というのは、あまり良いイメージのない言葉のひとつ。しかし、それをたった1文字替えるだけで、合格ではないという意味は同じでも、気持ちが変わるような言葉にすることができる。
あなたならどうするだろうか?
シカゴのある高校での取り組みがなかなか秀逸で興味深いのである動画を紹介したい。もちろん、子供のためにもなるが、我々のようにビジネスに取り組む者にも役立つ内容になっている。
どうしたら逆境に立たされても、困難にぶつかっても前に進めるのか?
ビジネスに取り組む人にとっても役立つというのは、逆境に立たされたとき、困難に立ち向かわなければならないときに、どう立ち向かっていったらいいか?のヒントが得られるからだ。
状況によるものの、好んで困難に立ち向かおうとする人は、そこまで多くないように思える。できれば、難しい局面にはならないように、サクッとうまくいったらいいと思うのが人間だろうから。
行動を起こさなければ、何も変わらないけれども、困難が待ち受けていると思うと、なかなか前に進みたくない、と思って足踏みしてしまうケースもある。
「●●したい。でも××だから・・・」
といってどれほどの機会が失われているか分からない。
しかし一方で、世の中には困難にどんどん立ち向かっていく人がいる。どんなに厳しい状況にいようとも、前進して結果を出す人がいる。
- なぜ、困難にどんどん立ち向かっていけるるか?
- なぜ、厳しい境遇にいながらも、卓越した結果を出せたのか?
- どうしたら、困難に立ち向かっていって結果を残せるのか?
スタンフォード大学の教授が20年の研究で分かったことをこちらで凝縮して教えてくれる。
TED動画:キャロル・ドウェック(Carol Dweck)、必ずできる!ー未来を信じる「脳の力」ー
もちろん、子供の教育に特化した内容ではなく、ビジネスに役立つ要素
子供の教育に関する内容を中心にしているが、もちろん、この話は勉強に限った話ではない。
特に今のような先の見えにくい時代では、役立つ考え方だろう。
どう考えるか?という考え方の問題の話ではあるが、研究に基づいた結果をもとにしているので、科学的な根拠があると言えるのは大きい。
最後にこう述べているように
「努力」や「困難」に対する捉え方が転換されたが故にこんなことが起きたのです。以前は努力や困難課題は「頭が悪い…」という思いや 「無理だ」という諦めの気持ちを生むものでした。でも、今や努力と困難こそニューロンが新たな連結をより強い結合を生み出している時間。彼らが正に「賢くなっていく時」なのです。
まとめ
困難に対して尻込みせずに、チャンスとして向き合って前に進んで行けたらと思う。困難という言葉がマイナスに感じられるなら、成長の機会、賢くなる機会、チャンスといった言葉で置き換えてもいいかもしれない。
どう捉えるかは自分次第とはいえ、どうしていいか分からないことだってある。そんなときはこうした「事例」があると、ヒントになるんじゃないかと思う。