意外と知らないスタバカード・アプリのメリットや使い方
スタバに行く機会の多い人は持っておくと便利なのがスタバカード。あるいはスタバアプリ。アプリあればカードは不要? 両方あったほうがいい? 何か違いは? どんなメリットがあるの?
などなどスタバカードやアプリにどんなメリットがあるのか? を中心にまとめてみた。
後述のとおり単に持っているだけではなくて会員登録をしてこそ価値を発揮するのがスタバカードやアプリ。
そうしたポイントなども交えてどんなメリットや使い方があるのか?(初稿:2015年5月5日、更新:2019年2月14日)
スタバに関してはこちらの記事もどうぞ。
年間154回スタバに行く私が教えるスタバのお得な使い方9選| IDEASITY
2017年の9月からスタバカードやアプリでもポイントがつくようになったので、その詳細についてはこちらにまとめた。
スタバカードが刷新!新スタバカード・アプリの8つのお得ポイントとは?
目次
スタバカードって何? 使い方は? アプリとカードの違いは?
スタバカードはプリペイドカード。事前にある程度金額をチャージして使う。
デザインはいろんな種類があるが当然ながら機能はすべて同じ。といっても限定モデルもあって集めている人もいる。
別に物理的なカードがなくてもOKでスタバのアプリを入れれば、物理的なカードはなくてもプリペイドカードのような感覚で使える。
カードしかなかったときと比べてアプリもできたり、キーホルダータイプもできたりと種類が増えているのでまとめてみよう。
スタバカード(カードに限らず)の種類
「カード」とあると物理的なカードを指すとは思うのだけれど、要はプリペイドカード。その「プリペイド」という意味合いでいくと次の4種類がある。
- プラスチックのカード
- スタバのモバイルアプリ
- キーホルダータイプ
- おサイフケータイ®
プリペイドカードとしての機能はどれも同じで使い勝手や物理的な部分が違うだけ。
プラスチックのカード
スタバカード
大きさはクレジットカードなどのよくあるプラスチックのカードと同じなのが多いが、もっと小さなサイズのカードもある。
カードの裏側にはカード番号が書かれていて、その下にはPINという数字の表記がある。新品だとモザイクがかかったみたいになっていて、その部分をコインなどで削ると数字が出てくる。
カード番号やPINの数字はMy Starbucks(スタバの無料会員)の管理画面で自分のカードを登録するときに必要になる。この登録作業をしないとポイントがたまらない、残高補償がつかないなどメリットが減るので、お得に使いたいなら登録した方がいい。
スタバのモバイルアプリ
スタバアプリの画面
アプリをスマホに入れて会員としてログインすると使える。アプリは会員登録が必須。
物理的なカードは持っていなくてもデジタルカードを登録できるので問題なし。
物理的なカードを持っている場合、会員画面(My Starbucksにログイン)で自分のカードを関連づけると、そのカードのデザインが画面に表示される。物理的なカードでもアプリでも両方で支払いはできる。
今のところ公式ページにもあるとおり、タブレットは考慮されていないアプリなのでスマホのみ。タブレットを差し出して支払いを、と言われても邪魔になりそうだけど……。
キーホルダータイプのカード
STARBUCKS TOUCHスタバカードのキーホルダータイプ(画像はスタバの公式サイトより)
こんな感じのキーホルダーの形をしたのもある。物理的には「カード」ではないけれども、SuicaとかApple Payみたいにタッチすると支払いができるプリペイド方式のアイテム。
ただ、今のところ販売のときにはお知らせがあって買えるかどうかが抽選で決まる仕組みになっているので、持っている人は少ないかと思う。
おサイフケータイ®
おサイフケータイ®のスタバプリペイド(画像はスタバ公式サイトより)
Androidのスマホでおサイフケータイ®が使える場合にはスタバの支払いも可能。ただ、フィーチャーフォンは使えずスマホのみ。また、あくまでおサイフケータイ®が使える機種なのでApple Payが使えてもiPhoneではダメ。
おサイフケータイ®は一般的なプラスチックのスタバカードを持っていなくても使えるし、スタバのスマホアプリを入れてくても使える。
最初の設定の方法や使い方、対応機種などはスタバの公式サイトをどうぞ。
チャージの方法、上限、使える地域、有効期限
チャージの方法は大きく3つ。
- レジで現金払い
- Webからクレジットカード払い
- クレジットカード払いでオートチャージ
Webからの支払いとオートチャージはMy Starbucksというスタバの会員になって手に入れたスタバカードのIDを会員ページから登録する必要がある。
上限は30,000円まで。1,000円以上、1円単位の30,000円まで。
日本で手にしたスタバカードは日本国内のみ有効で海外で手にしたカードは日本では使えない。アプリも同じ(情報は得られる)。
スタバカードの有効期限はないものの公式サイトのQ&Aにあるとおり、古いカードの場合は無効になっていることも。
有効期限はございません。ただし平成24年6月5日以前に3年間ご利用(入金・残高照会・カードによる商品購入及び発行時の入金を指します。)がなかったカードは無効となり、ご利用いただけません。 無効となったカードは、ホームページで残高照会を行うと「スターバックス カードの有効期限が過ぎています。(コード:05)」と表示されます。
支払いの方法
単に支払いの際にアプリを立ち上げてバーコードを表示させるか、レジでカードを渡すだけ。楽ちんだが、領収書はチャージするときにしか発行されないので注意(そうではないケースもあるが、本来はおかしな話)。
領収書はチャージのときだけだが、レシートはスタバカードで買ってももらえるので、ワンモアコーヒーはもちろんOK。
ワンモアコーヒーは会員になってカードを関連付けておくと100円(税抜)だが、そうではないカードや現金などで支払うと150円と少し高くなるので注意。
ポイントはつくか?
2017年9月20日からポイントがつくようになった。それまではなかったので嬉しい変更と言えるが、その代わりなくなってしまったチケットなんかもある。
スタバのポイントに関しては条件や有効期限などいくつか注意点もあるので、詳しくはこちらにまとめた。
スタバカードが刷新!新スタバカード・アプリの8つのお得ポイントとは?
スタバカードとアプリの違い
物理的なスタバカードは支払いしか機能しかない(店でならチャージもできるが)。あとはプレゼントとしては使いやすい。
一方、アプリはクーポンの表示や、Reward(割引きクーポン)を使うといったことや、スタバの店舗検索、商品検索、お知らせの確認、eGiftを贈るなどカードではできないことがたくさんできる。アプリもeGiftがあるのでプレゼントはできなくはない。
アプリさえあれば基本は問題ないかなとは思うが、電池切れはもちろん、めったにないとは思うけれども、通信障害なんかでスマホの通信機能がダメになっていたら当然使えない。
スタバカード、アプリを使う上での注意点
何度も触れたとおりスタバにはMy Starbucksというスタバの無料会員がある。アプリは会員登録がないと使えないけれども、物理的なカードは会員登録なしでも使える。
ここまで来るともう回し者みたいになってきているが、、、どうせスタバカードを使うなら会員登録はしておいたほうがいい。いくつかのメリットがあるからだ。
以下のメリットは基本的には無料会員になっていることを前提としたものなので、まだ会員登録していないなら登録しておくのがお勧め。
スタバカード、アプリのメリット
スタバの無料会員・My Starbucksのメリットは以下のようなものがある。プレゼントはメリットというかそういう使い方もあるよ、というようなものではあるけれど。
- ポイントがたまって割引になる
- ポイントが付加されるキャンペーンがある
- さまざまなクーポンがもらえることがある
- 残高補償がつく
- オートチャージができるようになる
- カードならよくスタバに行く人にプレゼントできる
- アプリならeGift(電子クーポン)を送れる
- 支払いが楽ちん
ただ、繰り返すが、一部はスタバの無料会員My Starbucksに登録していることが前提なのでその点は注意。
ポイントがたまって割引になる
スター(ポイント)がたまったらこんな感じでアプリから割引きクーポンを発行できるようになる
先ほども書いたとおりMy Starbucksに登録したスタバカードやアプリでの支払いのときにポイントがつく。50円(税抜)につき1ポイントたまる。
ある程度たまると700円分が割り引かれるクーポン(eTicket)を発行してもらえる。トールのフラペチーノ1つとかラテを1つとかで、700円かからない場合にはお釣りなし。
eTicketは発行してしまうと使用期限が30日間となってしまうが、StarをためてeTicketの発行手前の状態名ら有効期限はないと言われた。eTicketはすぐに発行できるので、使う直前に発行するのが良さそうだ(他人にプレゼントすることも可)。
獲得したポイントには期限があったり、ランクがあったりといろいろと条件などもあるので詳細はこちらをどうぞ。
スタバカードが刷新!新スタバカード・アプリの8つのお得ポイントとは?
ポイントが付加されるキャンペーンがある
こんな感じのボーナス獲得キャンペーンがけっこうな頻度で送られてくる(画像は送られてきたメールから)
ボーナススタープレゼントみたいな感じでたまにメールでポイント付加キャンペーンのお知らせがくる。期間中に指定された商品を買うともらえる的なのが多い。会員登録していないとポイントはつかない。
さまざまなクーポンがもらえることがある
その場で2杯買うと1杯無料となるクーポン(画像は公式サイトから)
カスタマイズチケットや同時に2杯頼むと1杯分は無料などさまざまなクーポンがもらえることがある。
ドリンクチケットもたまにプレゼントキャンペーンがある。こちらは抽選になることが多い印象。
残高補償がある
他のプリペイドカードでは残高補償なんてしているのは見たことがないが、スタバカードは残高補償をしてくれる。なので、カードをなくしてしまっても残高は補償される。
ただし、My Starbucksの会員(無料)になって、カードのIDを登録しておくことが前提となる。また、紛失の申請が受理されてから残高補償となるので、カードをなくしたまま気付かず、拾った人が使ってしまった場合、使われた分は戻ってこない。
申請はMy Starbucksにログインして登録してあるカードを選択し、残高補償の申請をするだけ。
ただ、現金が返ってくるわけではないので注意。前のカードが使えなくなって、残高が新しいカードに移された状態で再発行してもらえるというのが残高補償。
残高補償の申請があると、補償の対象となるもともとのカードは使えなくなるので、拾ったカードを使おうとすると、もう使えません、なんてことになる可能性がある。
なので、へたに拾ったのを使うと、この人、不正に使おうとしているな、というのがバレるということもあり得るかも?
オートチャージができる
SuicaやPASMOのオートチャージを使っている人ならその便利さがよく分かるはず。初期設定は1,000円以下になったら2,000円チャージという設定になっているが、設定は変更可能。
クレジットカード払いが楽にできるので、クレジットのポイントをためている人にとってはメリットになるだろう。
カードならよくスタバに行く人にプレゼントできる
スタバ好きの人がいるならカードをプレゼントするのもありだろう。ちょっとしたお礼の品としてプレゼントするものいい。
現金より商品券、商品券よりスタバカードのほうが気軽な感じはする。
なお、カードをすでに持っていたとしてもMy Starbucksから残高を別のカードに移すこともできるので、カードが増えても邪魔になることはない。
プリならeGift(電子クーポン)を送れる
スタバアプリでeGiftを発行する過程の画面
アプリならではの機能がeGift。500円(税抜)単位で3000円まで金額を設定して相手にプレゼントすることができる。
メールやLINE、Facebookなどいくつかの方法で相手に送れる。受け取った相手はそのeGiftを表示させてスタバの店舗で会計のときに手続きすればOK。
直接手渡しできないとか、ちょっとしたお礼なんかに役立ちそうだ。
支払いが楽ちん
カードということでスタバカードがあれば現金を出すことなく小銭不要で支払いができるのはメリットと言えばメリットかと思う。
あとはカードがきっかけで、「同じの持ってます」なんてことで、スタバのスタッフと会話が始まることもある。
スマホのアプリがあればデジタルスタバカードを持つことも可能なので、物理的なカードを持ちたくないという人はアプリで事足りる。
スタバカード、アプリのデメリット
メリットがある一方でデメリットもある。
- オートチャージ機能を有効にして紛失するとやっかい
- 払い戻しができない
- カードが増えてしまう(アプリがあればデジタルカードも発行可能)
- スタバアプリの残高表示が分かりにくい
オートチャージ機能を有効にして紛失するとやっかい
メリットのところに書いたとおり残高補償はある。だが、申請をしない限り残高は補償はされない。
なので、残拿捕賞があるといっても、カードを紛失したことに気付かないといつの間にか使われている、なんてことが起きかねない。
なので、オートチャージを有効にしてカードを紛失してしまった場合、誰かが勝手に延々と使い続けられることになるので要注意。便利な反面、危険性も増すということ。
払い戻しができない
プリペイドカードなので当然、払ってしまったものを返してもらうことはできない。なお、カードをなくしたときには残高補償の制度はあるが、残高補償といっても現金が返ってくるわけではない。残高を別のカードに引き継ぐか、新しいカードがもらえるだけ。
カードが増えてしまう
いろんなカードが財布の中に入っていてもうこれ以上、増やしたくないなんて人もいるかと思う。そんな人はモバイルで使えるスタバカードにするといい。もっともモバイル端末のハードウェアによって使える使えないはあるけれども。
あるいは、財布にカードがいっぱいという方にはカードホルダーを持つという手もある。私は、無印にて数百円で買ったカードホルダーを使っていて、SuicaやEdy、スタバカード、プレシャスカード(上島珈琲で使えるカード)、nanacoなどよく使うカードを入れている。
ただ、アプリがあればデジタルカードを発行できるので、物理的なカードを増やしたくない人はそれで解決できるかと思う。
スタバアプリの残高表示が分かりにくい
デメリットというか使いにくいと思えるポイント。2019年2月時点の最新のアプリの話にはなるが、残高の表記が古いままであることがよくある。
私の場合、物理的なカードもちょこちょこ使うせいか、残高の表記が合わないことがよくある。
全てのカードの残高を一括で更新してくれればいいのだけれど、そうはならないようで1枚1枚ずつ表示の更新をする必要がある。
残高は他の移行できるので1枚に集約していればいいのだけれど、私の場合、個人用と会社用とで2枚使っている。なので、残高がまだあるなと思って支払ったら不足……なんてこともある。
以前はあったお得な制度
年に2回、5,000円以上入金してチャージすると一杯無料チケットがもらえるキャンペーンをやっていたが、ポイントが付くようになってから行なわれなくなった。今後は分からないが、少なくとも2019年2月の時点ではないので、ポイントが付くようになって廃止されたものと思う。
たまに5000円以上のチャージでもらえる無料チケット(もうもらえないようだ)
まとめ
スタバカードを使うかどうか迷っている方は、メリットとデメリットを考えてみるのもいいだろうと考え、今回の記事を書いた。活用していただければと思う。直感でこれいい! と思うような人はもう手にしているだろうから。
人によりメリットとデメリットは異なると思うが、私としては、支払いが楽だからということと、たまにキャンペーンでドリンクチケットがもらえることと、スタバカードがMy Starbucksに登録すると残高補償がある、という3つがメリットになる。
なお、スタバに関しては、こちらもお勧め。
スタバカードが刷新!新スタバカード・アプリの8つのお得ポイントとは?
年間154回スタバに行く私が教えるスタバのお得な使い方9+1選
スタバでお得なクーポンをもらう方法と9種類あるクーポンの詳細
スタバのタンブラー使用歴約10年の私がまとめてみた(種類、使い方、割引、値段……など)
無料チケットがもらえることがある
スタバのポイント制度が始まる2017年9月より前は、5000円入金すると1000円分まで使えるチケットがもらえるなんてキャンペーンを年2回やっていたが、今はそれはなくなってしまったようだ。
入金時に1000円チケットというのはなくなってしまったようだが、My Starbucksに登録したうえでスタバカードも登録しておくとポイントがつくようになるし、たまにチケットが送られてくる。
どんなチケットが送られてくるかはこちらをどうぞ。
年間154回スタバに行く私が教えるスタバのお得な使い方9選| IDEASITY