小さく起業する上でやらなくていいこと
副業から小さくビジネスを始める、副業でなくても小さくリスクを抑えて始めるならどんなことをしたらいいか?も大切だけれど、その逆もまた大切かなと思える。やることを決めるのはもちろん、やらないことを決めるというのも大切なことだから。
前提として、スモールビジネスということを強調しておく。
起業といっても様々なので一概に言えない。ここではあくまで個人が小さく何かビジネスを初めてみようというときの話。
目次
いきなり会社を作る必要はない
先日、クラウドファンディングで高校生がスマホのアプリ制作か何かで起業、なんて話を聞いた。それ自体はいいことだとは思うが、気になったのは、そのとき法人化していたこと。
なんらかの理由があって法人化したのだと思うので、それはそれでいいとは思う。
ただ、起業=会社設立みたない思い込みを持っている人もいるように思える。アプリの制作なんてわざわざ会社を作らなくたって構わない。個人事業主、つまりは会社を作らず個人でやっても何ら問題ない。
コンサルなどで企業と契約する際に、個人ではなく法人でないと……という話は出てくることがあるので、そうした場合は法人をつくったらいいと思う。それにBtoBならそれなりに報酬がもらえると思うので、利益面で見ても法人のほうが良さそうには思える。
税金の心配をする必要はない
また、税金がかかるから法人で……なんてやってもいないのに言い始める人がたまにいる。儲かる前提なのはいいのだけれど、まずはやってみなさいよという話だ。
あらかじめ利益が出たときのことを考えておくのはいいことだと思うが、まずは売るためにエネルギーを使うべきかと思う。
たいていの場合、儲かったこときのことは儲かってから考えても十分間に合う。
所得で1000万円近くになったら会社にしたらいいと思うが、次の年もその次の年も見込めるならという前提付きだ。法人をつくるのにも維持するのにも、何かとお金がかかってくるので、設立した年はいいけど、その後は……なんてこともある。
勝手に制限する必要はない
何か事業を始めるにあたっては、何か届け出や資格が必要なものもある。例えば、飲食店をやるなら保健所から営業許可をとる必要があるので、そういうのは必要。酒も勝手に売れない。
が、全てがそうとは限らないし、そうでないビジネスはたくさんある。あなたが何かしらお店を始めようと、あるいはアフィリエイトをやろうと転売をやろうとブログで稼ぎ始めようと、ピアノを教えようと、習字を教えようと自由だ。
なんだけれど、調べもせずに勝手に制限してできないと思い込んでいることがある。
まとめ
ということで勝手に制限してしまうことなく、どんどん始めたらいいかなと思える。起業するにあたってまず考えるのはどう継続して収益を上げるか?だろう。