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Amazon創業者ジェフ・ベゾスの視点がすごい、Amazonが長期にわたって伸びている理由

ジェフ・ベゾス

淡路町のスタバより。
(ベゾスの写真は、http://www.indiewire.com/mediamatrix/より)

先日、こちらのエントリーAmazonの成功の理由とあなたのビジネスを成功させるたった1つの方法にてAmazonのすごいダンボール箱の話をした。

そのせいでAmazonのアンテナが立っていたのか、ビジネス誌のForbesを読んでいたらAmazonのトップであるジェフ・ベゾスの記事が目についた。そこで、今回はForbes誌の内容をもとにジェフ・ベゾスについて掘り下げていきたい。好きなことをビジネスにしたいと思っている人にとって、非常に役立つ内容になるだろうと思う。

なお、もしあなたがAmazonなんて大きな会社のトップなんて自分と全然違うから参考にできないんじゃ?なんて思ったのなら、なおのこと参考にしていただきたい内容だ。

Amazonを成功に導いているジェフ・ベゾスが貫く3つの徹底

Amazonと言えば、2013年度の売上高は744億ドル(約8兆円)にのぼり、ネットの小売業では世界一。他の追随を許さない勢いでトップを走っている。そんなアマゾンは、1994年に前身となる企業が誕生し、Amazon.comのサービス開始は1995年のこと。ネットの会社は新しいイメージを持ってしまうが、もう20年近く前から存在していることになる。

そのAmazonを率いているのがジェフ・ベゾスであり、とりわけ以下の3点の徹底ぶりがその実績のもとになっているように思える。

  1. 徹底的な長期視点
  2. 徹底的な倹約家
  3. 徹底的な顧客視点

それぞれ見ていこう。

徹底的な長期視点

Amazonは赤字を垂れ流し続けながらも株価が上がっていたのはよく知られていること。配当はせず、ずっと無配のまま先行投資を惜しまず利益をどんどん投資していった。外部の人たちに笑われるようなこともあっても意に介さず、自分の信念を貫いている。

意義ある事業なら5~7年かかろうとも構わず投資して突っ込む。Kindleの開発は数年かかったようだが、必要なものと判断して開発を続け、Amazon S3などのクラウドのウェブサービスも構想が前々からあったようだ。短期的な利益をとる代わりに長期的なチャンスの目を摘んでしまう、あるいは常に短期的な施策しかせず、自転車操業になってしまう。そんな会社が多い中、我慢強く長期的な視点で物事を判断し、実行できる点は見習いたいところだ。

徹底的な倹約家

倹約が社是の1つになっているようで無駄なコストは徹底的に排除。本人はもちろん、社内も質素。

机も1990年代のものをずっと使い続け、カラープリンターは使わず、出張の飛行機は役員もエコノミークラス。Googleのような福利厚生とはまったく縁がなく、「最高の職場ランキング」では5点満点で3.3とまったく奮わない。

役員への報酬についても倹約の現れているようでい低く抑えられている。ジェフ・ベゾスがAmazonからもらう報酬は年間8万ドル強だそうだ。今のレートなら884万円くらいなので、今の日本の平均年収の2倍より少し多いくらいということになる。
他の役員も報酬は17.5万ドル以下だそうだ。億単位で報酬をもらうCEOがいる中ではだいぶ少ない。代わりにストックオプションが与えられるようで、ジェフ・ベゾスのAmazonから受け取る現金の年収は800万円かもしれないが、総資産は319億ドル(今のレートで3兆4452億円ほど)。役員たちも2000万ドル相当はあるそうだ。

なぜ、そこまで倹約するのか?その理由は、コストを削減することで、それだけ安くお客さんに商品を提供できるというもの。

徹底的な顧客視点

ジェフ・ベゾスとの会議には定期的に空席を1つ用意し、誰も座っていないイスにはお客さんが座っているとみなして会議をしていたらしい。今ではその空席の代わりに特別に訓練された社員がお客さん役として目を見張っている。さらに、トップであるジェフ・ベゾス自らがお客さんから来るメールをチェックするのだという。

そうした徹底した顧客視点が結果にも現れており、顧客満足度指数のオンライン小売り部門では何年もトップとなっており、全業種の総合ランキングで常にTOP10に入っている。

先の2つ、倹約と長期視点も、結局はお客さんのためにというところに行きつくので、お客さんのことを考えるというのが最も重要ということになる。

結局のところ、ビジネスにおいて最も重要なのは

ジェフ・ベゾスの事例を言うまでもなく、ビジネスで最も重要なのはお客さんだということは誰もが分かっていることかもしれない。ただ、それを徹底して実践していることがジェフ・ベゾスの姿勢を見ていると分かるし、それが大きな結果に繋がっていることも分かる。どのレベルでどれだけお客さんのためにできるかがポイントということになるだろう。

だから、ビジネスが大きいから自分には関係ないとか、業種が違うから関係ないということではないことが分かる。大事なことをこの人ならどう捉え、どう考えて実践しているのか?ということをしっかりと見る必要がある。そして、自分だったらどうだろうか?と考えることで自分なりの答えが見つかっていくものと思う。

成功の方法が矛盾している?

Photo:Fist Collision By:Cubmundo
Photo:Fist Collision By Cubmundo

今回のように個別の事例を見聞きすると、あの人はこういうけど、別な人は違うことを言っている。というように思えることがある。例えば、サウスウェスト航空とAmazonなんかがその例にあてはまる。

サウスウェスト航空は卓越した実績を上げている企業として取り上げられることが多い。サウスウェスト航空の考えの1つに、お客さんよりも従業員を大切にするという考えがある。一見するとお客さんよりも従業員が大切??と疑問を抱く人がいるかもしれない。しかし、従業員を大切にすることで、結果としてお客さんのためにしっかりと動いてくれるようになり、お客さんのためになる。といった考えで業績を伸ばしている。

一方、Amazonはそれとは反対だ。自分たちの従業員よりもお客さんのことを重要視する。福利厚生もたいしたことはないだろうし、過酷な労働条件下で働く人もいるかもしれない。しかし、それでも業績をどんどん伸ばしており、20年も続いている。お客さんの満足度も前述のようにとても高い。

矛盾しているように見えるやり方にどう対処する?

サウスウェスト航空とAmazonを見ると方針が対立しているように思えるのが普通だろう。なので、どっちがいいんだ?という考えになりがちだけれど、実は本当に意味では対立はしていないのである。

というのも、いずれの場合も、目的としていることはお客さんのため、と共通しているからだ。お客さんのためにどうしたらいいのか?と考えたときに、サウスウェスト航空なら従業員を大切にすれば、従業員が気持ちよく働け、それがひいてはお客さんのためになる、と考えて実行している。一方、Amazonは直接お客さんのことを考えるのが一番だ、と信じているからお客さんを第一としている、というだけ。

末端のことだけを見て、やり方を参考にすることも重要ではあるけれども、何のために?という視点は絶対にはずしてはいけない。いろんな事例を見ていると、それが分かるようになるものと思う。

ビジネスに絶対的な答えなんてものはなく、事前に売れるかどうかなんてことは完全には分からない。答えがあるとすれば、それはお客さんしか持っていない。なので、顧客の生の声を聞いた上で、改善改善を繰り返す。

そのためにどんな手段をとるか?いろんな成功例がある中で自分ならどれがやりやすいか?自分の信念に合っているのはどれか?そんな視点で自分のビジネスに取り組めたら、最高のパフォーマンスを出せるようになるはずだ。

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