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お寺が手がけるオーダーメイドのお守り「OMAMO」と起業の話

お寺が手がけるオーダーメイドのお守り「OMAMO」と起業の話

先日、Amazonでお坊さん便というのが好調で、葬儀すらもネットで注文できるということを書いた。宗教というか日本の寺も変化の波が訪れているようだ。

宗教関連はビジネスというかお金が絡むと反発がある分野。それでも、時代の流れには逆らえない。

例えば、もOMAMO(オマモ)というオーダーメイドでお守りをつくってくれるというサービスがある。2016年3月6日現在、想定以上の注文があって発送が遅れているそうだから、大人気のようだ。

※画像はOMAMOのサイトから

オーダーメイドお守りのOMAMO(オマモ)

OMAMO(オマモ)は、東京は大田区の池上にある實相寺というお寺が手がけているサービス。お寺というのは、昔は周辺に住む人たちとつながりが今よりも深くて、地域社会に必要な機能を担っていたようだが、今は時代の移り変わりとともに関係が希薄になっている。

實相寺では、失われてしまったいるお寺を中心としたコミュニティをまたつくって地域を活性化させていきたいという意図があるようで、その一環として、まずお守りを使った施策に取り組んだらしい。

なぜ、お守り?

お守りを選んだのは一般の人とお坊さんをつなげる橋渡し役として適していると考えたからだそうだ。日本人にとってみたら、お守りは身近なものの一つで、お寺との関係性も深い。

そのお守りをカスタマイズすることによって、その過程でお坊さんとのコミュニケーションが生まれるのでは?という仮説があったようだ。

願い事と柄を選べる

お寺が手がけるオーダーメイドのお守り「OMAMO」と起業の話
画像:OMAMOのサイトから

OMAMOでは、お守りの紋様と願い事を組み合わせて、オーダーメイドできる。色はカラフルにして現代風にアレンジしている。お守りに使われる紋様はそれぞれに意味があるので、自分の願いに合わせられるというわけだ。ただ、柄まで全て自分で選ぶのではなく、願いや悩み、配色イメージをお寺に伝えて、それをもとにお寺が生地を選んでお守りを作ってくれるという仕組。

なお、オーダーメイドではなくあらかじめ用意されている紋様のお守りも販売されている。なので、ちょうどいいのがあればそれを選び、自分である程度、選びたいならオーダーメイドで、という形が選択できる。

ビジネスは金儲けで、金儲けは悪いことか?

「ビジネス=金儲け」であり「金儲け=良くない」こんなイメージを持つ人もいるのでは?と思える。そうした考えでやっている人もなかにはいるんだろうけれども、それが全てではないはずだ。それにそうしたやり方は長く続かないだろう。

こちらで書いた「お坊さん便」というAmazonで売られている葬儀に関しても、宗教をビジネスにとかなんとか意見はあるようだが、そんなに反発することなのかは疑問。そもそも戒名なんてお金で変わるし……。
お坊さん便、Amazonで葬儀も買える時代に必要なビジネススキル

また、お金に関してマイナスのイメージを持つのは自由だが、そうであるならプラスのイメージを持つのも自由だろう。お金自体は良いも悪いもなくて、それをどう捉えてどう使い、受け取るのかがポイント。

だから、お金は相手を喜ばしたらもらえるものであり、感謝の印と捉えるのも手だろう。ビジネスはお客さんに価値を与えることで、そのお礼としてお金が与えられる。それをどんどん活性化させて継続的に手がけていくことがビジネスであり、事業活動だと考えることも手だろう。

価値を継続的に提供するにあたっては無償でやるには限界があるし、国だって税金という収入があってこそ福祉ができるので、お金を受け取ること自体はなんら悪い行為ではない。むしろ、一方的にやられるのが気持ち悪いからお金を払わせてくれという人もいるだろう。無料でなんでも奪い取っていく人もいるが……(個人的にはそういうのは客ではなく迷惑者なので無視だけれど)。

需要は次々変化し新たに生まれるもの、だから起業のチャンスはいくらでもある

OMAMOのように新たなニーズが発見される、というかこの場合は生み出しているようなものだとは思うが、起業の機会なんていくらでもある。

時代が変わる以上、ニーズも変わっていくものだし、自分たちでつくることもできる(個人がやるようなスモールビジネスの場合は資金が限られることがほとんどなので、市場をつくるよりもすでにあるニーズを満たすビジネスをやったほうがリスクは少ない)。

「こちらをクリック」はもういい加減、古くないか?

時代の変化に対応しているか?を考えさせられる例として、少し前から思うのは「こちらをクリック!」といった文言をサイトでよく見かけること。小さなことだが、スマホがこれだけ使われている今、クリックはもう古いだろう。クリックではなくタップにしたほうが時代には合ってそうだ。このブログもこんな感じで約80%がスマホからのアクセス。
ブログへのアクセスはスマホがほぼ80%
このブログへのアクセスはスマホがほとんど(直近30日分)

でも、自分自身もやってしまいがちなので注意しないといけないのだが、パソコンを使ってサイトを作っていると、スマホという考えが抜けることがあってそのままになっていることは多々ある。

勘のいい起業家や経営者はITのスキルはなくても、そうした変化には敏感で、時代に乗り遅れずにしっかりと収益を上げる。実際、知り合いの経営者はそんな人がいる(もちろん、ITに強い人もいる)。

変化は需要だけでなく供給も

変わるというのはニーズはもちんだが、供給側も同じ。儲かると分かれば、いろんな会社や人が参入してくる。

何でもそうだが、他にライバルがいないのに需要があれば、とても売れやすい。しかし、ライバルが増えてくると、選ばれる理由がないとお客さんに選ばれにくくなる。他との違いが分からなければ、安い方に流れてしまうこともあるだろう。

そうなると、価格競争に巻き込まれてまい、利益が出にくくなる。利益が出なくなると、ビジネスを継続するのが難しくなる。

なので、変化への対策が必要になる。具体的には、いわゆるUSP(Unique Selling Proposition)の考えが大切になってくる。USPは簡単にいうと選ばれる理由。あるいは、セールスポイントや“ウリ”といいってもいい。詳細は、また別途、書く予定。

まとめ

OMAMOは時代の変化に合わせて動いていくことの一例として、お寺がやったいうという点が興味深いところ。変化に抵抗しそうな印象があるようなところでも、対応が必要になっているんだなと思える。となると、我々が取り組むようなスモールビジネスはますます変化への対応が必要になりそうだ。

※参考
OMAMOはこちらのAdGangを参考にした。
AdGang:あなたの“願い”や“悩み”に応じてオーダーメイド。お守り「OMAMO」開発の理由

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