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価格が2倍になる店でライバルから顧客を獲得する例

価格が2倍になる店でライバルから顧客を獲得する例

商品の価格が2倍になる店があったとしたらどうだろうか? それを実際にやったところがある。キャンペーンとしてなのでずっとではないけれども、宣伝効果は抜群だったと思う。

広告というのはなかなか面白いもので、普段、家のポストに入っているチラシなんかもよく眺めている。

もちろん邪魔なのもたくさんある。これじゃ意味なさそう……というのはもちろん、工夫を凝らしているものもあって面白い。

「チラシ歓迎!」とボスとの前に貼ったらチラシは増えるんだろうか……? というのをいつか実験しようと思いつつもやれていない笑

起業と広告宣伝

さて、広告というのは起業してビジネスを続けていくうえでものすごく重要なものの1つ。個人が小さく起業する場合でも十分活用できる。というか活用した方がいい。

広告なんてまったく打たなくても勝手にお客さんが来るならいいけれど、なかなかそうもいかないもの。もちろん、SNSで集客する人もいるのは事実だが、宣伝をしているという意味では同じ。

当然ながら、なんでもいいから出せばいいわけではないのが広告。SNSの投稿も同じようなもの。

一工夫しないと見てもらえない。小規模ビジネスは認知度がほぼないわけで見てもらえなければ存在すら認識されず、存在していないのとたいして変わらない

だから見てもらって自分たちの主張を伝えられる広告はものすごく重要というのは当然のこと。今回ご紹介するやり方はそうした意味ではものすごく秀逸。

ちなみに広告費はどれくらい使う? という話はこちら。

宣伝広告費ってどれくらいかけたらいい?目安は?広告の方法は?

いざ自分の商品やサービスを用意したとして、それを知ってもらわないことには売れることはない。そのためには、ネットで集めるなら地道に自分でブログをやって集客するというのも手だが、広告を使ってアクセスを集めるのも手だ。

価格が2倍になる店が登場

スプリントのやったTwice The Priceという価格が2倍する店舗の広告キャンペーン
価格が2倍の店

ベライゾンというアメリカの通信会社に対抗するスプリントがやった広告だ(ソフトバンクが買収したあのスプリント)。

事例はアメリカの通信業の話なので、事業規模は相当大きく小規模ではないが、アイデアはとても素晴らしい。スモールビジネスにも応用できる面はあると思う。

ベライゾンはアメリカ最大手の通信会社。直近の売上高を見たらドコモの3倍弱くらいあった。それに対してスプリントはベライゾンとはだいぶ差がある。

そんな状況下にあるスプリントがやった宣伝が冒頭にも書いた「商品の価格が2倍の店」。

しかも、それをベライゾンの店(ドコモショップみたいなイメージ)の隣につくった笑 さらに似たような見た目で。もはや丸パクリといっていいレベル笑

で、価格が倍になると堂々と書かれている。かなり物議を醸しそうなやりかただ。

なぜ価格が2倍になる店を出したか?

ベライゾンの料金はスプリントの2倍だと主張したいからだ。同じようなものが2倍で売られていてあなたはそれを買っているんですよ、という話。

制限のない使い放題プランは、といった形で一部のプラン限定の話。品質面で同等かは分からないので厳密に同じわけではない。

気になる人が店に入って商品を見ると確かに全部2倍になっている。

「こんな店バカげてる」
「こんなの絶対おかしい!」

みたいなことを言うお客さんもいたようだ。

ベライゾンの制限なしプランは値段が2倍。なのに契約するなんておかしくない? この店のように商品価格が倍になっているようなものですよ。

ということを見事に伝えたといえる。実際の店舗はこちらの動画で。倍払うのが好きだって? じゃあ入りなさいよ! みたいな看板がある笑

スモールビジネスの広告で重要なのは結果につながったかどうか

いろんなところで話題になったようで宣伝効果は抜群だったと思える。調べてみてもこれでどれだけスプリントの契約増につながったかは分からなかったので結果としてどうだったかは不明。

ただ、訴求の仕方を工夫することで伝わり方が大きく変わるという例としては非常に面白い内容。

ベライゾンの脇にわざわざ実店舗を設けて名指しで宣伝するのはアメリカならではという感じがしてかなり物議を醸す内容とは思うが……。

似たようなのはペプシとか、バーガーキングもよくやっている印象。

もちろん同じことをする必要はない(というか日本じゃできなそうだ……)。自分のビジネスを目立たせるための工夫は必要になる。

スモールビジネスの広告で重要なのは結果につながったかどうかではない

先の項目と矛盾している話だけれど、スモールビジネスであっても実は広告がもたらした売上だけがすべてとは限らない。たいていの場合はそうなるのだけれど、あそこはこういうことをする、というのがプラスの面でイメージされるようになると後々プラスになる。

例えば、私は前にビジネススクールに関わっていたとき、著名人を読んで講演会を何度か開催した。100人とか300人とか多くて1000人、1200人くらいの規模の講演会だ。

そこからビジネススクールに関心をもってもらって売上につなげようとしてやった。それでペイはしたので何度もやっていたわけだが、結果として「あそこは著名人を呼んでイベントをやるところ」という印象を持ってくれる人がいた。それで、後になってビジネススクールに来た人もいた。

目先の利益だけを見ていると、後々になってプラスになるものなのに、費用対効果がイマイチならもういいやとやめてしまうことになりかねないので、その辺は注意が必要かなとは思える。

まとめ

ということでスプリントの面白いキャンペーンの話。

ポイントは、やり方はあるとしても目立つような広告が大事ですよということ。

スモールビジネスでは広告の結果、どれだけ売れたかを重視する。ただ、常にそれだけがいいとは限らないので、目先の利益だけを見ないことで後からプラスになることもある。

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