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起業するならどんな市場を狙ったら良い?市場規模の調べ方

起業するならどんな市場を狙ったら良い?考えるべき2つの見方

起業と言っても様々。ここで扱うのは個人がリスクを抑えて立ち上げられるスモールビジネス。

市場の分け方はいろいろあるが、考え方の1つとしてこれを知っておくいいかと思う。どんな市場をどう狙うべきかはこの2つの視点で分けることができる。1つは大きな市場の一部をとること。もう1つは小さな市場を狙うこと。ニッチな市場といってもいい。

このあたりの話はこちらでも書いたが、より詳しく見ていきたい。

アリの通販で月150万円の事例と起業で狙うべき市場

アリ。東京じゃあまり見かけない昆虫のアリ。それを個人がネットで販売していて月に150万円くらい売れているらしい。少し前にそんな話を聞いた。売れる月は150万円で通常はもっと少ないのかもしれないし、いつもそのくらいで売れるときはもっと売れるのかもしれない。ただ、事実としてアリを売ってひと月に150万円に売れたということ。 アリは、こちらのAnt Room Web Shopというところで、販売している。 売れなそうでも売れるし、売れそうでも売れない 最初、アリがそんなに売れるとは……と思ったが、これってもっと売れるんじゃ? という気がする。マニアックな世界は熱いからだ。

大きな市場の小さな一部をとる

大きな市場というのはライバルがたくさんいる。なので大変そうだし、個人が参入するのは無理があるんじゃ? と思われることがある。もちろん、競合がたくさんいる分、差別化は必要になるし、設備投資が必要で無理があるというのはある。

だが、必ずしも大きな設備投資などが必要とも限らないので、それでも参入して利益を出す個人もたくさんいる。例えば、転職市場とか。英語とか。ダイエットとか(大きな市場の具体例は後半でも触れる)。

ちなみに、大きな市場は直接的な競合がいないということはまずあり得ない。もちろん、JINSがJINS PCというパソコン用のメガネを販売して大ヒットになったようにイノベーションとも言えることを起こせば別だが、限られた小さなリソースしかない個人がそれをやるのはちょっと無理がある。

個人が大きな市場でもやっていける理由

個人でも大きな市場でやれるというのは、人は感心のある分野に関してはいろんなものを買うものであり、絶対数の大きな市場は知ってもらう機会が大きいから。

人はいろいろと買うものというのは、もちろん個人差はあるけれども、自分や家族、友人知人などの今までの買物を振り返ってみると分かるのでは?と思う。

こうして気がつくとたくさん買物をしている

例えば、私はスノーボードにハマっていた時期がある。最初はレンタルだったのだが、面白くなってきて周りも自分の板を持っている人ばかりになってくると、自分も板を……となってくるもの。

すると、板、ビンディング、ブーツ、ウェア、ゴーグル、手袋、帽子、一式を入れられるケース、といった必要なものを買い揃えることになる。

最初は必需品だけだったのが段々とあったら便利というような物が増えていくのだ。例えば、ケース。板やブーツを持ち運ぶのに必要なケースは最初に買うのだが、ブーツ専用のケースや板だけを入れるケースなど細分化されていく。

他にも、リフト券を入れるケースもあったほうがいい、膝と尻をガードしてくれるタイツみたいなのもあったほうがいい、などなど。

そして、そのうちメンテナンスにもこだわりはじめる。スキーやスノーボードをやる場合、板にワックスを塗って滑りをよくするのが普通なのだが、それが最初はスプレータイプのの簡易的なワックスだけだったのに、いつの間にかアイロンで溶かして使う固形タイプのワックスを買っていたりする。

しかもアイロンは専用のアイロン。さらに固形ワックスを使う場合、ワックスを塗った後にスクレイパーという道具で余分な分を削り落として、仕上げにはブラシを使う(馬の毛や化学繊維など種類がある)ので、それらも増えていく……。

さらにまだある(笑)リュックを背負っていたほうが何かと持ち歩きながら滑れるなということで、気がつくとリュックまで買っている……。

といったように、ここまで買うのはやり過ぎかもしれないが、何かに凝り出すといろんなものを買ってしまうということだ。

同じようなものがたくさんあるのは買物をするから

あとは本なども同じかなと思える。ある分野に関して1冊だけ買うのではなく複数買うのが普通ではないだろうか?あなたの本棚にもきっと同じ分野の本が複数並んでいるはずだ。

つまり、何かをひとつ買ったら終わりではなく、いろんなのを買うということ。なので、ライバルがたくさんいたとしても、十分選ばれるチャンスがあるというわけだ。

絶対数が多いと小さいところにもあふれてくる

また市場の絶対数が多いということを実感するには、何かしらブログでも更新してみると実感できる。競合が多くて自分の記事なんて検索されないんじゃ?と思うケースがあるのだが、そうとは言い切れない。

例えば、私が管理している別のブログではダイエットに関する記事を書いたところ、そこそこのアクセスが来ている。同じ労力で他のキーワードで書いた記事とは明らかに数字が異なる。

月間3万PVくらいのブログでたいした規模ではないが、ただ記事を書いただけで、いわゆるSEO対策なんてものは何もしてない。
大きな市場の一部をとるとはこういうこと

それでも1記事で月に1000アクセス以上は来ている。たいしたアクセス数ではないけれども、ダイエットというキーワードは圧倒的な数の需要があるので、競合が多かろうとも多少のアクセスは来るということ。

これが絶対数のある大きな市場でのメリットのひとつというわけだ。結果につながらないと意味はないけれども、そもそもアクセスが来にくい分野ではテストのしようもないので、集まりやすいというのはメリットにる。

ビジネスは人が何かを買ってこそ成り立つものなので、人が集まるかどうかがカギの一つになる。別の言い方をすると、人さえ集まれば何とかなるという側面があるということ。

どうやって大きな市場を見つけるのか?

では、どうやったら大きな市場を見つけらるのか?簡単に分かる方法は広告を見ることだ。

以前、Instagramに広告が表示されるようになったときに、キャッシング系の広告が表示されて景観が損なわれるみたいな悪評が立った。キレイな写真がたくさん並ぶ洗練されたInstagramの世界観にキャッシングの広告は確かに不釣り合いだろうから無理もない。

ここで考えるべきは、なぜInstagramにキャッシングの広告が表示されたのか?ということ。これは端的に言うと儲かるからだ。広告を出す側は採算が取れるだろうと見越して広告を出す。

不特定多数が見ていて属性を絞りにくいところで広告を出すのは、それが大きな市場で対象者がたくさんいるから。その分、成果につながる可能性も大きくなる。

キャッシング以外にも、

  • ダイエット
  • 脱毛
  • ブライダル
  • 転職
  • 英語
  • ゴルフ

なども大きな市場と言える。他にもいろいろとあるかとは思うが、普段から広告を見ていると分かりやすい。都心にいる人なら電車の中の広告などはだいたいが上記の広告だということが分かるので見てみるといい。

こうした大きな市場では自分でビジネスを立ち上げなくても、アフィリエイトで取り組む人もいてそれで成果につなげている人もいる。人が集まれば、ビジネスの機会が生まれるということの典型例だ。

空いている小さな市場をとる

一方、小さな市場を狙う場合もある。ニッチな市場といってもいい。これはどうやって見つけたらいいだろうか?

ニッチな市場を見つける方法

これも広告が参考になる。**広告といっても今度は出ていないところを見ていく。そのためには、大きな市場でも同じことだが、オンラインなら検索したときの広告、オフラインなら雑誌があるかどうかは参考になる。

雑誌に関しては、そもそも存在しない分野はそこまで大きな市場ではないのが多い。雑誌が安く手に入るのは広告がなるからなのは言うまでもないが、雑誌がないということはそれが成り立たないということだ。

もちろん、市場が小さすぎて単純に需要がないということもあるので、参入してもうまくいかない可能性はあるが、やってみると意外と……なんてことがあるから面白い。

今、関わっているところではそうしたニッチな分野をいろいろと手がけていて、これが売れるのか……というのもたくさんある。機密事項になるので、公にはできないけれども面白い。

小さな市場に気付くための方法

広告が出ていないかどうかを知るために、どんなキーワードで検索したらいいのか、と思う人もいるだろう。広告が出ているかどうかは、何かあてがあって探すのであって、種になるようなものがないとやりようがないというわけだ。

では、どうしたらいいのだろうか?

やり方としては、普段からいろんなビジネスを知っておくということは必要だと思うが、まずは自分がニッチだなと思える分野を何でもいいから書き出してみることだ。制限はなし。思い付くまま書いてみる。

「そう言えば、前にテレビでこんな話があったな……」とか「ネットで見た記憶が」など何でもいい。

例えば、こちらではアリの通販をやっている人がいるということでお伝えした。

アリの通販で月150万円の事例と起業で狙うべき市場

アリ。東京じゃあまり見かけない昆虫のアリ。それを個人がネットで販売していて月に150万円くらい売れているらしい。少し前にそんな話を聞いた。売れる月は150万円で通常はもっと少ないのかもしれないし、いつもそのくらいで売れるときはもっと売れるのかもしれない。ただ、事実としてアリを売ってひと月に150万円に売れたということ。 アリは、こちらのAnt Room Web Shopというところで、販売している。 売れなそうでも売れるし、売れそうでも売れない 最初、アリがそんなに売れるとは……と思ったが、これってもっと売れるんじゃ? という気がする。マニアックな世界は熱いからだ。

こちらはジャガイモにメッセージを書いて送るビジネス。

変わったジャガイモをビジネスにして月に100万円の利益にした若者

ある日、突如、変わったジャガイモが家に贈られてきた。こんな経験をしたアメリカ人が何人もいる。彼らの家に届けられたジャガイモは一見すると普通のジャガイモ。だが、表面を見ると何やら文字が書かれている。 送り主からのメッセージが書かれているのだ。要はジャガイモをメッセージカードならぬメッセージポテトというわけだ。それをビジネスとしてやり始めたアメリカの若者がいる。 こんなので、といったら失礼だが、利益が出るんだろうか? 変わったジャガイモビジネスでどれだけ利益が出る? どんなものかはこの映像を見ると分かる。単に注文があったらジャガイモにメッセージを書いて送るだけだ。

などなど、いろいろな事例があるので、それらをもとに、ジャガイモがあるならサツマイモでもとかでも何でもいいので、アイデアを出す。バカみたいなのもたくさん出ると思うが、誰かがそれを見て笑うわけでもないし、文句を言う人もいないので、どんどんアイデアを出したらいい。

そうやって種を自分の中から出して、そこからピックアップして調べるというやり方がある。

市場規模を見定める目安になる無料サービス

市場の大きさを知りたいのなら、Googleが用意しているキーワードプランナーを使うといい。無料で使える。あとは、場合によっては時期によって市場規模が変わることもあるので、そんなときにはGoogleのグーグルトレンドが役立つ。

あとは、広告出稿のための資料なんかも使える。例えば、専門家が集まるサイトのAll Aboutには広告出稿の希望者・検討者に対して資料を提供している。リンクは張らないが、調べたらすぐに出てくるだろう。カテゴリーごとにPV数などが一覧になっているので、市場規模の目安が分かる。

キーワードプランナー

グーグルキーワードプランナーの画面(2018年)

その1つがキーワードプランナー

AdWordsというGoogleの広告出稿の仕組みに登録する必要があるが、GmailなどGoogleのアカウントがあれば無料で簡単に登録できる。広告出稿しなくてもよくて、手軽に使えるツールとして活用できる。

キーワードプランナーを使うと1ヶ月当たりの検索数が分かるので、それを見ていくといい。目安は何とも言えないが、メインのキーワードで1万くらいはあったほうが良さそうには思う。これは例えば、ボディペイントなどはボディがボディーになったり検索の“揺れ”があるので、それも合計しての話。

ちなみに月間検索数が8,000くらいでも事業としてやっていっている例は見ている。

※追記(2017年5月10日)
今さらの更新だが、2016年の夏頃にキーワードプランナーで表示される検索数が1,000から10,000といった形でだいぶ丸められてしまった。広告を出している人は前と同じように5000とか6000などの数字も分かるようだが、無料で使う人にはそこまで分からなくなってしまった。だからといってまったく使えないわけではないので、目安として活用したらいいと思う。

※追記(2018年7月28日)
キーワードプランナーの仕様が変わった。相変わらず1〜10万のようなアバウトな数字ではあるが、代わりに予想のクリック数などの詳細が最初に表示されるようになった。
キーワードプランナーで分かる数字が変更

Google Trends(グーグルトレンド)

グーグルトレンド

市場規模という観点からは少しズレるが、時期によってどう検索数が増減するか知りたい場合は、Google Trends(グーグレトレンド)が使える。

こちらで書いたように1月はユーキャンがやたら増える(理由は記事に書いてあるので気になる人は見ていただければ)。スノーボードなら当然、冬の時期に検索数が増え、季節によって市場規模が変わるとも言えなくはない。

Webメディアの広告資料

All Aboutでもなんでもいいので、そうした専門家が集まるようなサイトにて提供されている資料にはカテゴリーごとにPV数が載っていたりするので、市場規模の目安が分かるし、分野間の比較なんかもある程度分かる。

まとめ

ということで、大きな市場の一部をとるか、小さな市場を狙うかという観点を持っておく起業するときにどんな分野を選ぶかを考える際に役立つかなと思える。

これは、どちらが良いとか悪いとかはなくて、こんな考え方があるよ、という話。どちらが好みか? で選んでもいいし、どらちでもいいんだ、と気軽に考える材料にしてもいいのかなと思える。

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