起業家の奥さんが起こしたtwitterの奇跡

起業家の奥さんが起こしたtwitterの奇跡

ビジネスを始めて、いざ商品・サービスを販売だ!と思っても、なかなか売れない。なんてことはよくある話。あなたもそんな経験をしたことがあるかもしれない。あるいは、そんな風にはなりたくないと不安を抱えているかもしれない。

2014年の9月に設立された、ある会社の代表も同じだった。スマホのアプリを開発してリリースしたものの、なかなかダウンロードされない。無料だし、内容には自信があるのだが、なかなか導入してくれる人がいない。

なかなかうまくいかず、家に帰って部屋の隅で突っ伏していた。

形勢が変わった2015年3月25日の10時39分

が、2015年3月25日の10時39分を境に、わずか1日で形勢が変わった。

急にアプリのフィードバックが届き始めたのである。アプリのフィードバックが来るようになったということは、ダウンロードしてくれた人が増えたということ。

一体、何が起こったのだろうか?

実は、創業者の奥さんがツイッターで、あるツイートをしたのだ。そのツイートはどんどんリツイートされ、1万を超えるリツイートとなった。お気に入りに登録するアカウントも1万を超えた。その露出がきっかけで、週刊アスキーから取材を受けるようになり、さらに露出が増えることに。

そして、急激にダウンロードが進んだというわけだ。ちなみに、週刊アスキーのWebメディアである週アスPLUSの記事はこちら

Twitterのフォロワー数、わずか650人の奇蹟

ツイートの時点で奥さんのフォロワーは650人ほどなので、それほど影響力があるツイッターアカウントではない。それがここまで拡大してしまうのだから、何が起こるか分からない。

ここで重要なポイントは何だろうか?

もともとのアプリの品質がどうしようもないものだったら、こうはいかなかったはず。だから、前提としてあるのは、当然ながら提供する商品・サービスが良いものであるということ。良いかどうかはお客さんが判断することだが、お客さんを理解して良いものを作る努力はできるので、それをしっかりやるということ。

うまくいったポイント

その前提を踏まえて、重要だなと思ったのは2つ。

ポイント1:行動

何でもいいから結果が変わりそうだと思うことはやってみるということ。もちろん、それをやる上でのコストは考える必要はある。失うものが大きすぎるなら、そうそう行動はできないので。

が、多くの場合、たいしたリスクがない、あるいはなんのリスクもないのに、何もしないということがある。勝手にダメだと思い込んでしまって。

ほとんどのアイデアがこうして勝手な思い込みによって消えていく。本当はすごい結果になったかもしれないのに。

くすぶっていたって何も変わらないとは分かっていても、完全に落ち込まないようにするのは、無理がある。だったら、落ち込むのは期間限定にして次を見るようにしたらどうだろうか。何かをやったからといってうまくいくとは限らないが、何もしなかったらうまくいかないのは確実だ。

ポイント2:日頃の準備

今回のケースは狙ってやったわけではなく、たまたまだろう。でも、その”たまたま”が起こったのは、奥さんがツイッターをやっていたから。

ツイッターをやっていなかったら、こんなことにはならなかったはずだ。あるいは、もし、もっとフォロワーがいたら、さらに拡大していたかもしれない。結果論なので、なんとでもいえるが、普段から準備している人に”幸運”が訪れるということには変わりないだろう。

ということで、もし、あなたが何かうまくいっていないなということがあれば、何ができるか書き出してみてはどうだろうか?そして些細なことでもいいので、やってみてはどうだろうか?

もしかしたら

「たいしたアイデアが思い浮かばない」

と思うかもしれないが、はたしてツイッターでつぶやくというアイデアは、すごいアイデアだろうか?

たかだかツイート1つでここまで変わるんだから、何にだって可能性はある。

「ただ嘆いているだけなら、可能性はゼロなので、代わりに何かやってみてはどう?」

ということ。

一朝一夕には影響力は出ないので、コツコツとやっいくしかない。当然、行動が結果に繋がるかどうかが重要なので、試行錯誤して改善しながらやっていくことも必要。

まとめ

何かを変えるのは、行動しかないなと思える。勝手に諦めないで、やってみないと、何が起こるか分からない。闇雲にやっても意味はないかもしれないが、何もしないよりはマシ。
コツコツできる人はコツコツと。コツコツと出来ない人は、大胆な行動をして力のある人と組んで一気に進めるのもあり。自分の特性を知っておくと行動しやすくなる。ただのぐうたらと特性は別なので、注意しないといけないが。

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