【TED動画】優柔不断で選択に迷ったときの必勝法!?
優秀な経営者や起業家は意思決定が早い、迷いがないなんてことを言われることがある。
実際、その通りだなとは思い当たるフシはあるのだが、あなたはどうだろうか?
“選択”についてTEDの動画をもとに考えてみたい。
目次
なぜ、難しい選択肢は決められないのか?
ランチに何を食べるかというような簡単な選択ならまだしも、
「今の会社にずっといるのか、途中で辞めるのか?」
「Aのビジネスをやるか、それともBのビジネスをやるか?」
「どのプランが最良だろうか?」
「このビジネスは継続すべきか、撤退すべきか?」
といったような難しい意思決定をするときには、なかなか決められないのが人間というもの。多くの場合、どの選択肢がが最適かが分からないというのが理由。
この悩んでいる時間というのは非常にやっかいである。時間だけはどんどん過ぎるのに、何も進まないからだ。
結果の出る人が早い人遅い人
スモールビジネスの起業を目指す人のためのビジネススクールで教える立場にいた関係で、今まで1500人近くの起業家予備群の人たちを数多く見てきて分かったことがある。それは、決められるかどうかというのが結果が出るのが早い人と遅い人の違いの1つだということ。
何かしらビジネスをやろうと決めたのに、なかなか具体的に進まない、そんな人は迷いがとても多いように思う。
「あのネタにしようか?」
「いや、やっぱりこっち?」
「最近、新しいのが出たからこっちか?」
「やってもうまくいかないんじゃないか?」
「今さらやっても遅いんじゃ?」
などなど、なかなか決められない。それでも時間だけは確実に経過していく。
選択に迷ったときにはどうすればいい?
じゃあ迷っているときには、どうやって選択をしたらいいのだろうか?
それについて、“選択”を研究している哲学者が言うには、
「そもそも選択に対する考え方が間違っている。」
だそうだ。
じゃあ、結局、どうしたらいいの?という話になるかと思うので、その答えの1つをこちらのTEDの動画で明らかにしてもらおう。
動画の重要だなと思える部分だけ抜粋しておくとこうだ。
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難しい選択に直面したら?
最良の選択肢などないから、どっちの選択肢の方が良いかなんて考えてはダメ -
外にある理由を探すのではなく自分の内にある理由を探す
自分はどんな人間になるのだろうか?だからこの選択をする - 難しい選択を迫られても、主体的ではなく他者の基準で選んでしまう人は“漂流者”
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“漂流者”は自分の人生のストーリーを世間に委ねる。
褒められるとか、怖いとか、ラクな道を選ぼうとか、賞罰の仕組みに自分の進路を任せてしまう。
まとめ
やると決めたならどんどん決めていかないと、何も進まない。考えるとはいいことだが、迷うと考えるは別物だし、悩むと考えるも別物。思うに、考えるというのは、結論を出すこと。あれがイヤだこれはダメとマイナスな感情を反芻していてるだけの行為は、考えるとは言わない。ただ悩み迷っているだけ。
難しい選択というのは、自分の内側の理由をもとに決める。外野の声にしたがってまうと後で後悔することになる。
それに、複数ある選択肢の中からどれかを選ぶということは、他の選択肢を選んだときの結果と比較することはできない。同時に再現することなんて不可能なのだから。
最善の選択肢を選ぶという考えではなく、選択したことを最善にするように行動するしかない。