Webデザイナーが消滅の危機!?コンピュータ化で失われる職業
2045年には人工知能が人間の脳を超える。こんな話題がここのところ目に入ってくる。いわゆるシンギュラリティというやつだ。2014年は、これからコンピューターに置き換わってなくなる仕事という話も話題になった。例えば、バーテンダーがその1つだそうだ。とはいっても、まだコンピューターバーテンダーはいないので、なくなるかもと言われてもあまり実感はないだろう。
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デザインすらも人からコンピュータに置き換わる?
また、全ての仕事がコンピューター化されるわけではない。クリエイティブな仕事、例えば、アートやデザインなどは人間の領域とされている。が、そうも言ってられないようなことが今、起こっている。一部のクリエイティブな仕事において、ジワジワとコンピューター化が進行しているのである。
例えば、これ。あなたは、こちらのThe Gridというサービスを知っているだろうか?
Webサイトの制作をデザインからコーディングまで人工知能がやってしまうというサービスだ。作成するサイトの目的や目標とともに素材となる画像と文章を、The Gridに送る。そうすると、依頼時の目標に合わせてものの数分でWebサイトが出来上がるというわけだ。資家も注目しており、5.5億円ほどの資金調達に成功している。
2015年の5月頃をサービスの開始予定としており、月額25ドルだそうだ。今なら年払いすることで、ひと月あたり8ドルで利用できるようになるようだが。
安心していたものが覆る時代
The Gridが台頭してくると、今までWebデザイナーがやっていたことが人工知能に置き換わってしまうということになる。もちろん、一気に全てが置き換わることにはならない。人間のつくったものがいいという人もいるだろう。それに、まだまだ技術的には人がつくったサイトには及ばないような気はする。見た目がよくても、使いにくかったら意味がないわけだし。
が、どんどん技術革新が進めばそうも言ってられなくなる。今までデザイナーに頼んでいたサイト作成の一部は人工知能に流れることは必至。となると、今よりももっと価格破壊が起こることになり、デザイナーにとってはますます大変になる。
ここで注目したいのは、人間の領域とされてきていたことがコンピューターに置き換わられようとしているということ。つまり、大丈夫だと思っていたことが、実はそうではなかったということだ。
ほったらかしで収入が・・・
一度商品をつくったらずっと売れる・・・
というように、そのまま何もしないことで安定したいと思う人がいる。でも、不変なものなんてそうはない。
本当の安定は止まっている中にはない
重要なのは、変化にどう対応できるか、価値を生み出す力が備わっているか、ということ。とどまるのではなくて常に成長、進化していくこと。
自転車のように、止まって安定しようとすると逆に不安定になってしまう。変わらないことが安定なのではなく、何かとチャレンジしていくことが安定につながる。
さて、今年ももう残すところあとわずかとなった。もし、まだ一年の振り返りをしていないなら、今後のチャレンジのためにも、時間をとってやってみてはいかがだろうか。私は予定が狂ってしまったのでまだやれていないが、ちかいうちにやるつもりなので。
新しいチャレンジ
現在、親指シフトというタイピング方法にチャレンジ中。まだまだスムーズにタイピングができないので、入力がもどかしい。。。おかげでメルマガを書くのにとんでもなく時間がかかってしまった。
しかし、それも慣れの問題。慣れたらローマ字入力の約2倍のスピードになる。ローマ字入力だと五十音を入力するのにたいていのケースで2回以上の打鍵が必要。一方、親指シフトの場合、1回の打鍵で五十音を入力できる。
話すような感覚で日本語入力ができるという人もいるので、こちらも気になる。だが、「しゃ」や「きっ」のような拗音や促音は親指シフトでも2回打鍵が必要になる。なので、手書きの感覚でタイピングできるといったほうが的確だろうか。
スピードよりも入力のスムーズさがメリットのようで、慣れると「指がしゃべる」感覚になるそうだ。来年はその感覚を味わいながらより良い文章が書けたらと思う。
近い将来、技術革新によってキーボードが不要になるかもしれない。そうなったら今のチャレンジは意味のないことになる。でも、それを言ったら何もできなくなる。チャレンジするという行為にも意味を見出して行動したいもの。では、よいお年を。