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真夏にダウンジャケットが売れる理由

真夏にダウンジャケットが売れる理由

2,3年前の2月に沖縄に行ったとき。驚いたのが暑いこと。11月にも行ったことがあって、その時はほとんど夏状態で、東南アジアかと思うくらいの気温だった……。ただ、さすがに2月は真冬だし、寒いよねと思っていたら、見事に裏切られた(笑)

2月だというのに半袖シャツでも過ごせたのはすごかった。Tシャツに短パンで歩いている人もいた。さすがに少しは寒く感じることがあるので、長袖のシャツはあったほうがいいと思ったけれど、東京じゃ雪が降ってもおかしくない寒さだというのに沖縄では半袖シャツというのはすごいなと思えた。

沖縄で売られているおかしなもの

どこの店舗かは忘れたが、確か那覇市内のユニクロに入ったときに驚いた。フリースが売っていたのだ。まあ、多少寒いこともあるので、フリースは着るかもしれないなと思いましたが、ユニクロの店内で少し視線をずらすとダウンジャケットが……。

「フリースはまだしもダウンジャケットはおかしくないか?いらないよね……」と思っていたが、どうも沖縄に引っ越した人の話によると、住むと慣れるようで寒く感じるらしい。部外者が一時的に沖縄に行ったくらいでは分からないことがあるようだ。

赤道ほぼ直下でも……

赤道に近い東南アジアの国の1つがマレーシア。今まで旅行とビジネスとで2回行ったことがあって、確か1回目の2011年の年末ときにユニクロに入った記憶がある。日本と違うのかな?と思って試しにどんな感じなのか見てみようと思ってユニクロに入ったのだが……これまたビックリなことが。

沖縄に続いてここにもあったのだ——。あれが。気温31度、もわんとした湿気が漂う真夏のクアラルンプールにフリースとダウンジャケットが売られていた。

沖縄はまだ寒い時期があるので、もしかしら着る機会があるかもしれないが、マレーシアはいくらなんでもないよね?一体、いつ着るんだ?と思った。しかも、売上は好調だというのだから意味不明だ。

なぜ、常夏の東南アジアの国でダウンジャケット売れるのか?

常夏の国でなんでダウンジャケットが売れるのか不思議だったのだが、調べてみると原因が分かった。

変化が激しい国なので今は知らないが、少なくとも2011年末の段階ではマレーシアでは日本と違ってユニクロは安い服が買える店ではない。なので、そこそこお金のある人が行く店。

ということは、そこそこお金のある人がフリースやダウンジャケットを買っているということになる。一体、彼らはどんな趣味嗜好を持っていてどんな行動をするのか?実は、海外旅行に行く人がけっこうな数いるのだ。日本にもムスリムの人をちょこちょこ見かけるようになったが、マレーシアとかインドネシアから来ている人が多いのでは?と思う。

実際、こんな感じで増えている
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画像:日本政府観光局(JNTO)のデータを元に日本経営合理化協会が掲載したもの

そうなると彼らがダウンジャケットを買う理由が分かる。旅行先で着るからだ。海外の寒い国に行ったときに使うので、バンバン売れるているそうだ。

ちなみに、以前、バンコクに行ったときには冷え性の女性がいた。なぜだろうか?理由は冷房に当たりすぎているから。なので、暑い国であっても冷え性に関連した需要はあるということ。

視点を変えるための方法

常夏の東南アジアでダウンジャケットが売れるはずがない——。そう思っても不思議はないが、顧客の行動を見ると、視点を切り替えるチャンスがあって新たな需要を見出すことができるんだなと思える。

こちらの記事で触れたような事例もある。
少しの親切で売上アップしたマーケティング施策の事例、アイデア

あとは、こちらはある殺虫剤が急に売れた話で、お客さんの行動からヒントを得た事例。
お客さんの行動からリスクなく売れる商品・サービスを作る方法

さらにこちらも似たような事例で、顧客の行動を観察して自販機の売上が上がった事例。

自販機に意外なものをつけたら売上アップした面白い事例| IDEASITY

まとめ

何が売れるかはどんなに経験豊かな人でも、当てることは至難の業。100%当てるのはまず無理。10%も当たったらいいのではないかと思える。ただ、ヒントはいつだってお客さんの中にあるので、失敗を極力減らしたかったらお客さんの声を聞くのが一番。

一方、お客さんは何が欲しいか分かっていないということも聞く。それをお客さんの声を聞くなと捉える人もいるようだが、声を聞かなくていいということではなくて、声を聞いた上で先回りして提供することが大切だという話かなと思える。

ビジネスのヒントなんてその辺にゴロゴロ転がっているもの。それに気付くか気付かないかが大きな分かれ道の1つ。そして、分かれ道はもう1つあって行動するかどうか。さらにいうなら改善するかどうか。

よく良い話を聞いても行動する人は一握りで、行動し続ける人はさらに一握りなんて話を聞くが、それと少し似たようなもんだろうか。

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