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起業するには0→1だけとは限らずいろんな方法がある

起業するには0→1だけとは限らずいろんな方法がある

これからビジネスを始めたい、と思う人はたくさんいる。ただ人によっては、ビジネスをやる、と聞くと何でもゼロからイチをつくるというように捉える人もいる。考え方によって変わる側面はあるので、何とも言えないところはあるが、問題なのは、

  • なかなか良いアイデアが思い浮かばない
  • 何をしたらいいか分からない

となり、足が止まってしまうこと。

でも、ちょっと考えていただきたいのは、要は、お客さんに価値を提供できれば、ビジネスになるということ。なので、何でもかんでもゼロから立ち上げる必要はない。すでにあるものを伸ばす、あるいはすでにあるものを参考にして自分たちでやってみる、これも立派な事業だ。

模倣からできあがったビジネス

例えば、有名企業の例としてセブンイレブンがある。

セブンイレブンは、元々アメリカの会社で、イトーヨーカドーがライセンス契約を結んだのが始まりだ。そこから、大きく伸ばして今のコンビニ業界のトップを突っ走っている。

他にも日本ではそこまで馴染みがないかもしれないが、サウスウェスト航空(※)は、パシフィック・サウスウェスト航空を参考にした。どのくらい参考にしたかというと、業務マニュアルをまさしく瓜二つにするくらいの徹底した模倣ぶりだった。

※サウスウェスト航空
911が起こった2001年、他のアメリカの航空会社は全て赤字の中、唯一黒字となり、他社が従業員をレイオフする中、従業員の雇用も維持し続けていた。世界で最も安全な航空会社の1つにも選ばれている。

私の好きなスターバックスもハワードシュルツがゼロからつくったというわけではない。元となる店がすでにあった。

とはいえ、いずれも全然違うものになっているので、ゼロ→イチのようなものかもしれないが、でもそれはタネがあったからこその発展だと考えていいと思える。

社会人経験のない学生が立ち上げたビジネス

社会人経験のない学生が立ち上げたビジネス

大企業の例ばかり並べてもどうかと思うので、もっと身近な例を出すと、こんなのがある。私が以前関わっていたビジネススクールに、1人の大学生がいたのだが、彼がやったのは身近な例として参考になるだろうと思える。

彼がやったのはペン字の通信講座。字がうまくなるという触れ込みでたまに見かけるあのペン字。それをネットでできるようにして販売したのだ。

ビジネスを立ち上げたきっかけ

ちょっと想像してみていただきたいのだが、本屋に行くと実にいろんな本が置いてある。ある日、本屋で字をうまく書くための方法が書かれた、いわゆるペン字の本がたくさん売っていることに気がついた。

そのときの印象からペン字というキーワードが頭にあったせいか、ネットでユーキャンがペン字の通信教育を販売していることを思い出した。サイトを見てみると、ペン字は売れ筋ランキングの上位となっている。

そして、ラッキーなことに彼の知り合いにはデッサンの通信講座をやっている人がいた。それもあって、ペン字を自分でも手がけることができたら売れるんじゃないか?というアイデアが浮かんできた。

彼自身、字がうまいわけではないが、私が最初に取り組んだビジネスのように自分ができなくてもできる人と組めば、何とかなるので、彼も習字を教える書道家の先生なんてたくさんいるのだから、その中の誰かと一緒にやれたら実現できると考えた。

スモールビジネスではあるが数十万円は収益が上がる

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ということで、書道家の先生に話をもっていって、一緒にビジネスをスタートし、インターネット上で字の訓練ができるサイトを作成した。真似したといえばそれまでだが、すでにあるものをうまく自分なりに変えてやってみたというわけだ。決して今までにない斬新なサービスではない。

月に数十万円規模という小規模な事業ではあるけれども、1つビジネスが立ち上がった。社会人経験のない学生が立ち上げたということも注目すべき点だと思う。

あなたの周りにも、ちょっとした特技を持っている人、他にはない経験を持つ人などはいないだろうか?何かしら価値を与えられそうなら、それがビジネスになる可能性は十分にある。

言い訳の天才になってはいけない

ところで、学生だから若いからできた、なんていう理由にならない言い訳をする人がたまにいる。そういう人は往々にして何をやっても自分ができないことを正当化する。

有名な企業出身者がうまくいくと、もともと良い会社にいたから。自分とは違う。

自分が有名企業に勤めている場合は、自分はたいした実績を出していない下っ端。

有名な大学出身者がうまくいくと、学生の頃から優秀だった。自分とは違う。

うまくいった人の親が経営者だと、もともと素質があった。自分とは違う。

高卒の人が結果を出すと、高卒なのにそんなことができるなんて、もともと優秀だった。自分とは違う。

という具合になる。

ここまでくると、ある意味すごい……。そんな屁理屈を考えている暇があったら、うまくいく方向に頭を使えば、素晴らしい力になりそうなんだけれども、思考の方向がおかしなところを向いてしまうと、非生産的になってしまう。

できない理由を探してもできるようにはならないが、どうしたらできるかを考えるとできるようになる可能性が広がる。使うエネルギーと時間が同じならどちらをするか?

=====

From:@ksaito54 九段下のスタバより

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