世の中には「何でも嫌う人がいる」という残念な研究結果
クラシックのコンサートに行ってきた。ジブリの音楽をよく作っている久石譲が指揮をするコンサート。クラシックにはほとんど興味がないのだが、生演奏に関心があって聞くと変わるんじゃないかと思い、あえて行ってみた。
会場には観客がぎっしりいて大人気。演奏が終わる度に割れんばかりの拍手となり、クラシック好きには相当良かったらしい。
自分はというと、とても良かったと思った。最初の15分とアンコールの1曲だけは。途中、2曲目が単調で耐えきれず、寝てしまった(笑)良い体験にはなったので、満足ではあったが。
なんでこんなことを話題にしたかというと、どんなに社会的に認められていようとも、人には好みがあるものだということを示したかったから。何をやっても、いいと言ってくれる人もいれば、批判する人もいるし、無関心の人だっている。
これはビジネスでも一緒。全員に受け入れられる商品やサービスなんてない。でも、何かしら自分でビジネスをやりたいと思っていても、批判が怖くてなかなか進められないというケースがある。ブログを書いても受け入れられるか分からない、商品を売ってもクレームがくるんじゃないか、とか。
目次
批判に関する面白い研究結果
そこで、お伝えしたいのが、
- 世の中には何でも嫌う人がいる
- 反対に世の中には何でも好きになる人がいる
というこちらの研究結果だ。
印象的だったのは、
あなたがどんな作品を創ろうと、一部の人は、「理由なく」それを嫌うのです。
という一節。
理由なく嫌う人がいるということは、何をやっても無駄で、もうどうしようもない。反対に理由なく好きになってくれる人もいるので、そんなものだと考えて受け入れるしかないだろう。
批判と中傷の違い
ただ、注意したいのは、批判と中傷を区別するということ。
批判というのは、相手のためを思って指摘すること。
中傷は単なる悪口。
と区別してみるといいのではと思っている。
批判は建設的なマイナスな意見と考えると、に耳を傾けず無視していると、成長できないし、やがて痛い目に遭うこともある。独りよがりになることもある。が、中傷はただの嫌がらせなので、無視したらいいだろう。
実は自分が中傷していた・・・?
ただ、注意したいのは、中傷なんて百害あって一利なしで、社会に必要ないゴミだ。なんて具合に、実は自分も中傷していた・・・なんてことがあることだ。人の中傷はしないようには心がけていても、出てしまうことがあるもの。少なくとも自分は。
自分でも知らないうちに中傷していることがあるかもよ?ということは自覚したい。自分が嫌がる前に、自分自身はどうなのか?相手を中傷していないか?胸に手を当てて思い返してみると、何か気付くことがあるんじゃないかと思う。世の中、与えたものが返ってると言われるのだから。
その上で、一定数、必ず批判や中傷をする人がいるということと、好意的に扱ってくれる人もいるということを意識したらいいのかなと思う。
自分でビジネスをするなら自分が正しいと思うことをすべし
何かしらビジネスをやるのなら、一定数の人は確実に何かしら言ってくる。良いことも悪いことも。なので、自分でビジネスをするなら、エレノア・ルーズベルト(※)が言うように
Do what you feel in your heart to be right – for you’ll be criticized anyway
あなたの正しいと思うことをしなさい。どのみちあなたは批判されるのだから。エレノア・ルーズベルト
という言葉のとおりだなと思う。
どうせ何かしら言われるなら、やりたいことをやったらいい。
※米国の第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの奥さん
まとめ
自分でビジネスをするということは、受け入れてくれる人がいる一方で受け入れてくれない人もいるということ。批判や中傷は出来る限り受けたくないが、そうなると、何もできなくなってしまう。失敗を怖れて行動しないのと一緒で望む結果は手に入らないだろう。受け入れてくれる人がいると信じて前に進みたいものだ。