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将来、人工知能にのっとられない職業14選+44

人工知能にのっとられない職業14選+44

2045年、シンギュラリティと呼ばれる人工知能が人間を超える日が来るとされている。(初稿:2015年4月3日)

それによってどう人間の生活が変わるのかは分からないが、多くの人が気になることの一つに将来の仕事、職業があるように思う。安定した職業につきたいと思う人はとても多いとは思うが、今、安泰だとされているような職業も本当に将来的に残っているかは分からない。

ついに人工知能が人の仕事を“奪い”始めた

2013年に人工知能(AI)に奪われる職業なんてのが話題になった。ランキングが公表されてこんな内容になっていた。 機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング

テクノロジーの発展によってなくなってしまう職業というのはこれまでもあったわけで、今後も当然同じことが起こる。ただ、消えてしまう職がある一方で新しく生まれる職もある。実際、上記のように一部が取って代わりつつある。

2030年、人工知能にもロボットにも奪われない職業

それに関して、先日WIREDの人工知能やロボットには奪われない「8つの職業」 に興味深い内容が書かれていた。

WIREDの記事をよく読んでみると、8個の職業はほんの一部にすぎないということが分かった。WIREDの記事の情報ソースはカナダのCSTという奨学金関連と思われる団体の発表していること。それによると、2030年のカナダでイケてる職業として58個の職が紹介されていて、その中からWIREDが独自に8つの職をピックアップしたようだ。

なので、WIREDの記事は人工知能にもロボットにも奪われない新しく生まれるor増える職は8個よりももっとたくさんあり、あくまで2030年を想定した未来の職というわけだ。

他にどんな職があるんだろうと思ったので、見てみたところ他にも面白そうなのがあった。そこで、いくつかピックアップしてみた。どんな需要が増すのかが分かれば、ビジネスも考えやすくなると思う。

ちなみに反対に、奪われる職業はこちら。

機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング

機械に奪われる仕事。また雑誌で特集があったようだ。相変わらず元ネタは2013年のオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授の研究。 この機械に奪われるという表現は悲観的な意味合いがあるが、そうではなくて機械が代わりにやってくれるとこと言ったほうがいいように思える。人がやらなくていいことを機械がやってくれると考えた

そして、冒頭にも書いたとおり、すでに取って代わり始めている。“奪う”というのは、別に悪い意味ではなく、人がやらなくていいことを人工知能がやってくれるのはありがたいこと。

ついに人工知能が人の仕事を“奪い”始めた

2013年に人工知能(AI)に奪われる職業なんてのが話題になった。ランキングが公表されてこんな内容になっていた。 機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング

未来に新たに生まれる or 増える職業

まずは、2030年のカナダでの代表的な職業と言えるかもしれない、今はまだないか珍しい職業から。

(1)印刷屋さん(ただし3D)(Print Shop Manager)

2030年は今よりももっと3Dプリントが盛んになっているものと思う。そこで登場するのは、3Dプリントの業者さん。すでに取り扱っているところもあるが、ますます増えるよね、という話。

(2)デジタル通貨アドバイザー(Digital Currency Advisor)

仮想通貨として有名なのは、Bitcoin。2014年の2月にマウントゴックスというBitcoinの交換所が取引停止になり世間を騒がせたが、Bitcoin自体がなくなったわけではない。2030年に向かって他にもいろいろと仮想通貨が出てくる可能性はある。従来の通貨とは違って国に縛られない新しい通貨に詳しい人もいれば、そうでない人も生まれるので、そこに職が生まれるというわけ。

(3)物事をシンプルに捉えられる専門家(Aquaponic Fish Farmer)

2030年には漁獲量が減ってもう自然に魚をとるのが難しくなるとしている。そこで、アクアポニックスという水産養殖と水栽培(土の代わりに水に養分を含ませて栽培する方法)をミックスした魚と植物(野菜)を同時に育てられるシステムが盛んになってそれが職業になるそうだ。

(4)ゴミの設計者(Garbage Designer)

廃棄物が少なくなるように製品を設計する専門家。リサイクルではなくアップサイクルという廃棄物をより高品質の製品作りに活かすような取り組みを推進する職。もちろん、廃棄物を極力減らす無駄のない製品作りを目指すことも求められる。

(5)都会の農家(Urban Farmer)

垂直農場と呼ばれる次世代の栽培方法の登場で都会でも農産物が作られるようになる。なので、郊外でなくても農業が出来るようになる。ちなみに垂直農場というのは、こんなの。

(6)バイオフィルム設置者(Biofilm lnstaller)

バイオフィルムというゴミや汚水処理が可能になるアイテムが一般的になる。それによって個人が排水処理やゴミ処理ができるようになるようだ。フィルムを設置するのは個人では大変なので、フィルムを家庭に導入する職が生まれる。

(7)ノスタルジスト(Nostalgist)

過去の記憶を追体験するための環境を用意するという職業。高齢者に向けたサービスで、彼らが若かった頃のリビングルームや学生時代の寮などを再現するそうだ。

未来でも健在ななくならない職業

さて2030年になってもなくならない職業ももちろんある。

(8)ダンサー(Dancer)

ただ、ダンサーについては、新たに3つの要素が加わるとしている。1つは、宇宙観光産業によって無重力空間でのダンスが注目されるということ。2つ目は、ダンスのパートナーがロボットもいるということ。ダンスの先生は人間とは限らないというわけだ。3つ目は、体の動きを補助してくれる装置の登場で障害者や高齢者も積極的にダンスを楽しめるようになる。これら3つの変化に対応していく必要がある。

(9)ファッションデザイナー(Fashion Designer)

ファッションデザイナーも、今と変わらずというわけではないようだ。ウェアラブルデバイスが浸透しているので、それらをどう組み込むかということも考える必要が出てくる。

(10)弁護士(Lawyer)

弁護士は将来的になくなるなんて言われることがあるが、2030年ではまだ健在だという。というのも、現在よりももっと国際的な交流が盛んになり、法律面の需要がまだまだあるという見方。

(11)会計士(Accountant)

会計士も弁護士と同様に将来的になくなるなんて言われることがある。が、会計士も弁護士と同様に現在よりももっと国際的な交流が盛んになる面からも必要とされるようだ。なお、これまでの会計業務も引き続きなくならないとしている。

(12)配管工(Plumber)

インフラに関わるので、従来通り需要はありそうだ。
配管工をピックアップしている理由は、水使用量の削減を通したコスト削減への貢献があるから。他にも、温水パイプを使った床暖房の仕組み作りや、太陽エネルギーの専門家と提携して水の殺菌システム作りにも必要とされるからだそうだ。

(13)薬剤師(Pharmacist)

高齢化が進むことと、テクノロジーの進歩によって薬剤師の役割は変わるようだ。テクノロジーの発展によって調剤の時間は短縮されるが、高齢者へのケアの時間が増えることになる。

(14)警察官(Police Officer)

テクノロジーが発展しても、治安の維持は必要。現在と違うのはサイバー犯罪への対策が増加するということ。テクノロジーの発展に伴って、犯罪も変わっていくようだ。

人工知能は2015年2月時点で画像認識において、すでに人間を超えた

2015年の2月、人工知能が人間の画像認識を超えたそうだ。画像認識はそれまで人間でないとそう簡単にはできないとされてきた分野だったが、もうそんなことはなくなってしまった(何かにログインするときに画像に含まれる文字の入力を促す仕組で機械と人間を分別する仕組があるのはあなたも知っているはず)。が、ディープラーニングによって人工知能がどんどん進化していて、これまでの人工知能の通説が覆ってしまったようだ。

2015年2月時点で画像認識において、人工知能が人間を超えた

IT EXPO2015に行ってきた。気になっていたのは人工知能の話。シンギュラリティや先日、SoftBank World2015にてペッパーの実演で初めて聞いたディープラーニングという言葉がキーワードとして自分の中にあったためだ。

2018年の時点では画像認識どころか、フェイク画像やフェイク動画、フェイク手書き文字まで生み出せるようになっている。実在しない人物を人間が絵を描くように人工知能が“写真”をつくれてしまうわけだ。

【2018年版/人工知能】AIが人を上回っている分野と商品化されたサービス

人工知能は後述するとおり、600人いた本社の人員が2人になった(これは補足が必要だが)、人工知能が独自言語で会話した(具体的にどんな内容かも掲載)なんて話も話題に上がった。 また、弁護士の仕事の一部は人工知能のほうが優秀だったり、写真も絵も人間と同様にゼロから生み出せたり、発想までしたりと、いろんな分野で進化している。

人工知能が発展していくなか、どう働き方を変えるといいのか?

人工知能は万能ではなくできることできないこと、得意不得意がある。映画マトリックスのような極端な話にはそう簡単にはならない。

ちなみに人工知能について理解を進めた上でどう働き方を変えていくといいのか? ということを解説しているのがこちら。どんなことを人工知能にやってもらって、人はどんなことに集中するといいのか? ということが分かる。

人工知能時代に自分の仕事はこう変えていくといい。2020年人工知能時代僕たちの幸せな働き方(藤野貴教著)のまとめ

今後、人工知能が発達するなか、我々はどうしたらいい? 職がなくなるとか機械的で無機質になってしまうとかマイナス面が目につく一方、やりたくないことから解放されるなんて話もあるし、新たな職が生まれるなんて話も。

他にも、こちらの雇用から見た話もある。

  • 人工知能が仕事を奪うというのが「ウソ」と言える理由
  • まずは「高度な仕事」が人工知能で消える危うい職
  • 反対に単純作業ほど実はなくならない
  • 単純作業労働の給料は、減るどころか上がる!?

など、意外なポイントをなるほどと思える形で説明してくれている。

現場の労働者を取材して現実を調べたうえで、マクロな統計データも使って話を進めている。なので、分かりやすいし、納得感もある。

「AIで仕事がなくなる」論のウソの要約・まとめと著者から直接聞いた話

海老原嗣生さんの『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』という本を読み、イベントで話を本人から直接聞いてきた。 本は、人工知能(AI)が与える社会的影響を今後15年で起こっていくであろうということを書いたもの。 なぜ、AIが仕事を奪うというのがウソなのか 高度な仕事こそなくなる 単純作業ほどなくならない 単純作業の給料が減るどころか上がる理由 今後、ますます働くことや仕事に関して考えるようになる といった人工知能に置き換わらなそうで置き換わる仕事、反対に置き換わりそうで置き換わらない仕事など、現実的な側面を見ながらの話は興味深いものがあった。

まとめ

他にもいろいろとあるのだが、個人的に関心が高かったものを紹介した。もっと知りたい場合は、2030年の職として58の職がCSTのサイトに紹介されているので、気になる方はどうぞ。ただし、カナダのサイトなので、英語かフランス語になる。

紹介されている職が脚光を浴びるかどうかは分からないが、人のニーズは不変なものもあれば、変わるものもある。そして、変わりどきこそチャンスがある。

一度ビジネスを軌道に乗せたら、あとはほったらかし。そんなことができたら楽かもしれないが、楽しいかどうかは分からないし、そもそも続く保証なんてない。それよりも次々と新しい価値を生み出すということに焦点を当てて変化を楽しみたいものだ。

ちなみに未来を先取りできるとも言えそうな世界最大級のビジネスイベントSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)に登場したベンチャー企業から未来の職を予報している人もいる。詳しくはこちら。

10年後の新しい仕事、培養肉と移動型農場 〜農業と食編〜

「10年後の働き方」という本を読んだ。 この本はSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)が公認している公式のコンサルタントとして活動している未来予報株式会社の代表2人が書いた本。

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